NITTO NT555 G2
ほぼ編集で書き直しております。
購入サイズは205/45R17で純正195/45R17よりも一回り太く大きいサイズとなります。
このタイヤに純正サイズは展開していません。
本来、21年シーズンを純正コンチネンタルで走りきり、ストーブシーズンの冬タイヤ履き替え時期に、ゆったりと次期夏タイヤを検討する予定でしたが、過日のパンクのせいで4本買い替えを決意しました。
購入するにあたりあげた条件としては。
1.サイズは205/45/R17であること。純正サイズはサイドウォールが薄すぎていろいろと気を使いすぎます。よりどりみどり選びたい放題の215/45/R17も車検はパスできますが、燃費悪化の報が多く、純正よりも大きく、燃費悪化がそこまで至らないであろう、205を選びました。
また当方はホイールが7J(SA72R)となっていますので、195では靴が小さいのです。
サイドウォールが薄すぎる、と感じる以上、215/40も選択肢に入りません。(純正よりもやや外径が小さくなる、つまりは更に薄くなります)
2.トレッドウェアは300前半かそれよりも柔らかいこと。普段遣いのスポーツタイヤとしては200後半から300中盤に至らない程度の柔らかさが欲しいところです。これ以上硬ければコンフォートからエコタイヤです。
3.今回に限って付く条件。上記条件と価格のバランス。程よく安価。ゆったりと検討するならば、高額でも良いのですが、今回はパンク→修理→不安を抱えたまま走るのが嫌で交換、という流れ。突然の出費ですので、価格的な魅力も条件に入れました。
これらの条件をすべて満たし、さらに国産であったのがNITTO NT555G2でした。
まずは乗った感想。
7Jに対して205、がちっと噛み合う適正サイズで、サイドウォールがきっちりと四角形。この影響もあるかもしれませんが、ハンドルを切り、キャスター角からキャンバーが徐々に寝ていき、タイヤの内エッヂが立っていき、くいっと曲がる、この動きが明確に伝わります。
純正195ではこの感覚はやや薄く、タイヤの差以外にも、ホイルに対する幅の差、引張気味となっているエッヂの効き方の違いのほうが大きいかもしれません。
この動きの効果もありますが、想像以上にクイクイ曲がっていく動きになります。
外径は標準に対して9mm、片側で4.5mm大ですが、数字以上に大きく見えます。幅がホイルピッタリとなり角が立っていることもあるでしょう。乗り心地もマイルドになります。軽量なSA72Rになってから微振動やゴツゴツ感が増しましたが、このタイヤで全消しです。
加速感はほぼ変わりません。元々車重に対して非常にトルクフルなエンジンを持つクルマですから。
乗り心地そのものはマイルド化、そのわりにはクイクイ頭が入る動きになります。
お買い得感を感じる動きをしてくれていますが、あとは耐候性でしょう。
装着したトータルの見た目は、適正サイズ同士で組み、タイヤががっしりと立っているため、幅広に見えます。ブロックも大きく、横っ面からのルックスはいかにもスポーツタイヤ、です。
ロードノイズですが、スイスポ自体が音は漏れるし拾うし、というクルマ。超軽量のトレードオフです。標準並みかやや大人しいくらい、です。
この感想では標準タイヤよりも遥かに優れる、という印象になってしまいますが、両者を単にタイヤとしてだけ比較することはとても難しいのです。
標準タイヤが新品時は、エンジンも何もかも新品で慣らし次期、さらにはショックもノーマル。
現状はエンジンは上まで使え、ホイルは軽量、幅も広く、脚も変わっているわけです。
どちらが良いタイヤ、という優劣を付けるのは難しい、といったところです。
ただ、フレックスZに軽量ホイルと組み合わせた場合、気持ちよくクイクイ頭が入ります。心配なところとしては、車速が上がったとき等に、リアの追従がどうなるのか、でしょう。
ただでさえ乗るのが楽しいクルマですが、このタイヤでますます面白くなりました。
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