バーエンドねじが外せない時の取外し方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回はバーエンドを交換しようとしたもののネジを回そうとするとバーエンドも一緒に回ってしまい(空回り?)外す事が出来なくなったのでその際の交換方法について説明します。
車種はNC47 2013年式 ホンダCBR400Rです。
この車種独特なのかもしれませんが、割と事例として多くある様です。
そのほかのバイクにも適用できる可能性があるかもしれませんのでバーエンドのネジが外せず困っていたら試しに見てみる価値があるのかなと思います!
理解されていると思いますが、これらの作業は全て自己責任でされるようにお願いします。
2
☆必要な工具☆
・ラチェット
あると便利です。だいぶトルクがかかっているのでしっかりとしたメーカーのものを使用される事を推奨します。
トネのビットラチェットセットがお勧めです。
・8mmソケット
ブレーキレバーのユニットを外すのに必要です。車種によってサイズが異なるかもしれません。
・プラスドライバー
スイッチ類を外すのに必要です。アクセスし辛いところにあるので細長いものが良いです。
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左ハンドルで説明します。
8mmソケットとプラスドライバーを使用してブレーキレバーのユニットとスイッチを取り外します。
ブレーキレバーのユニットは取り外す前に取り付け位置を見失わないように印をつけておくと良いです。
グリップがくっ付いているのでグリップの内側からアクセルオンオフのイメージでひねり続けると接着が剥がれるのでグリップを内側に動かします。
右ハンドルも同じ要領でネジを外します。スイッチとスロットルレバーがワイヤーで繋がっているのでブレーキレバーユニットのみ外してスイッチとスロットルレバーをバーの内側にスライドさせます。
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グリップを内側に動かすと、写真のような穴があります。(上下2箇所)
これはバーエンドのゴムを固定するための金具で穴のところにカエシがついて動かないようになっています。
この穴にドライバーを突っ込んで、カエシを押し込んだままバーエンドを回します。
穴が2箇所あるので上を押してカエシが戻らないように少し回して次に下のカエシを押して回す手順で良いと思います。
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次にバーエンドを引っ張る事で抜けます。
回すとまたカエシが穴に引っかかる可能性があるので回さずに真っ直ぐ抜くと良いです。
力がいるのでゴム手袋などしてグリップを効かせると良いと思います。
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新しいエンドを取り付けして動かないようにしっかりとネジを回し固定すれば交換完了です。
右側のエンドは固定位置を奥にし過ぎるとスロットルレバーと干渉してスロットルが戻らない状態になる可能性があるので注意して下さい。
スイッチ類はバーに位置決めの穴があるのでその穴に合わせる事でしっかりと固定できます。
ブレーキ類はしっかり固定します。(緩いと危険です。)
念のため、スイッチ類の動作確認・ランプ類の確認とブレーキが前後しっかり効くことを確認してから走行しましょう!
100km走行前後でもう一度増し締めされると良いと思います。
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