ブレーキローター、パッド、キャリパー交換とOH
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
シトロエンC3iiiのブレーキ系を整備致しました。距離は169500kmでとっくに交換時期を3周ほど過ぎていますが新車から初の交換となります。予想ではパッド残量約2mmもないと思われます。
2
4輪を外してもらい自分はホイールを清掃。普段から洗車している分汚れは少なめでした。簡易コーティングも施工しました。
3
整備士が驚いています。何かと思いきやリアのパッド残量約8mm残っています。「前に交換してもらったのでは?」と聞かれたので明細を全て見せましたが交換した記録はありません。そもそも点検パックにパッド等の交換はありません。
4
ローターもほとんど減っていません。
リアのブレーキは使われていないのでしょうか。2021年の点検の際に約8万kmの際にパッド残約8mmとの記録があります。それからほぼ倍以上の距離乗りましたが減っていませんでした。
5
後キャリパーはシール類のみの設定がなくアッセンブリー交換です。前キャリパーはシール類の設定があるのでOHできます。
6
後左右の状態。この時点でリアのブレーキはほぼ使われていないのでは…?と思います。
となるとフロントブレーキが減っている可能性があります。
7
前2つが前ローター、パッドです。こちらも約8mm残っています。ローターは減っていました。これではブレーキをほぼ使わずに停止していたことになります(謎)
本来はローター1回にパッド2回の交換頻度が
自分はローター2回にパッド1回の交換になりそうです。
ローターだけが減っている理由を有識者に聞くと「踏力少なく長い時間かけてブレーキを動作するとローターが減る。ヨーロッパ車全体的に軟らかい素材で出来ている」とのことでした。
もちろんC3にはEペダル等はありません。
途中でハンドブレーキを使って停止したこともありません。
8
前キャリパーを清掃していきます。
いくらローターやパッドが減っていないとはいえ、ピストン等が錆びている箇所がありました。10万キロに一回はブレーキ系をみてもらった方がいいと思います。
9
大変綺麗になりました。
10
シール類を取り付けていきます。
11
ブレーキフルードも交換し無事に終了致しました。
今回はすべて「純正」で揃えました。
低ダストパッド等も考えました。しかしパッドが剥がれ落ちたり、緊急時にブレーキの制動力が劣り「死ぬ思いをした」という低ダストパッドに3回交換して後悔した人(シトロエン歴25年以上)の意見を聞いて参考にしました。
命に変えたらホイール汚れた方がいいです。
C3にはACC非搭載ですが、ACC搭載車に低ダストパッドを装着すると、追従時に前の車が減速した際に「純正パッドの効き」でコンピュータ制御しているため、車間が詰まり最終的には「緊急ブレーキ」が作動するとのことで交換する際はそのあたりも考えながらの方がよいと思います。
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