ステアリングヒーター配線実施
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
シエンタ純正のヒーター付ステアリングを利用しての、冬期の寒さ対策です。(自分のヤリスは1型なので、全グレードでステアリングヒーターの設定はありません)
ステアリングを移植しただけでは当然機能しませんので、電気配線をDIYでしていきます。
車両側からステアリングコラム(スパイラルケーブル)までの配線と、スパイラルケーブルからステアリングヒーター部までの配線が必要です。
(写真では識別記号"H4-T"を見せるために、あえてコネクターを外してあります)
2
スパイラルケーブルはヤリス3型のZグレード用をディーラーから購入しました。
品番:84308-78040です。
ヒーター無しの物と比較してステアリングヒーター用の配線・コネクターが追加されています。
真ん中の白いのがステアリング側のコネクターです。コラム部からステアリングヒーターまでの配線は、これで解決されます。
赤丸内が車両側のコネクターです。ここと真ん中の白いコネクター部分とが、内部で線が繋がっています。
舵角センサーは、これまで車両に付いていた物を移植して使用します。
3
スパイラルケーブルの車両側のコネクターです。(前の写真の赤丸部分を別方向から撮影)
4
ステアリングと、スパイラルケーブル・舵角センサーのassy・コラムカバーを取り外した状態です。
エアバッグ・ホーン部分はホーンボタン根本の穴3箇所から棒等(自分は6角レンチ)を使ってスプリングピンを押して外します。(詳細は他の方の投稿を参考にしてください)
バッテリーのマイナス端子を外してちょっとの間養生するのが正しい作業(トヨタのヤリスカップ関連のページに正しい取り外し方の説明有り)ですが、自分はホーンのヒューズを外すのみで作業しています。(同作業される方は、自己責任でお願いします)
あと、ステアリングを外す際にはセンター位置のマーキングを忘れずに。
5
舵角センサー部分を移植します。
スパイラルケーブルassyとは、赤マルのツメ6ヶ所で嵌っているので、これを丁寧に外します。(写真はセンサー未装着状態)
センサーが付いた状態だとassy毎のツメかassy同士の組付用のツメかが分かりづらかったので、バラの状態のセンサーが付いていないスパイラルケーブルassy単体を参考にしました。
ちなみに白丸・緑丸は車両側との嵌合部分です。
6
スパイラルケーブルassyと舵角センサーassy間の回転方向の位置決めタブです。
この位置合わせをして、スパイラルケーブルassy単体と舵角センサーを嵌め込みます。
7
車両への組付けまでは、ストッパーをセットして、不要に回転しないようにしておきます。ストッパーは、購入したスパイラルケーブルassyに付属しています。
8
車両側のコネクターです。
ディーラーでコネクターハウジングとリペアハーネスを購入しました。
ハウジングの品番は、他車にお乗りのみんカラユーザーさんの記事から探し当てる事が出来ました。感謝です。
リペアハーネスは、ディーラーさんでの情報では、このコネクター用の物は数種類あるとのこと。該当するものが特定出来ないとの事で、その中から、線の太い2種類を選択しました。
品番
コネクターハウジング 90980-12A94
リペアハーネス (緑)82998-12340 :ヒーターアース線
リペアハーネス (桃)82898-74050:ヒーター電源
9
ステアリングヒーター用のスイッチは、これまでに足元LED照明用に使用していた物を転用します。LED照明の方は、スイッチを切る機会が殆どなかったので、スイッチ不要と判断しました。ハンドルのコラムカバーに設置してあるので、場所的にはうってつけです。
見た目重視で、正規のスイッチ位置に純正スイッチという事で検討もしましたが、コネクタハーネスも含めるとまあまあな値段になるので今回は不採用にしました。社外品でも、この大きさのステアリングヒータースイッチは見付ける事が出来ませんでした。
10
ヒーターへの通電はリレーを介しました。
前述のスイッチは、電流値的には問題ない仕様なのですが、ACC線では若干の不安があったので、電源取り出しハーネス経由で常時電源&リレーで対応することにしました。
前述のスイッチは、ACC線を利用してリレーの青線につなぎます。ヒーターには赤・黃を接続しました。
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