旧車の静音対策⑥（効果のまとめ）

静音対策のやり直しを行いました。
6回目はまとめとして、効果がどれくらいで、どこが一番効果的かを解説します。

あくまで、E46（マダーム）の場合です。
効果は車種や年式、ヘタリ具合によって左右されると思いますが、何かのヒントにでもなれば幸いです。

写真はの静音対策が終わったトランクです。

今回使った材料の中で、扱いやすくコレはめっけもんだ！と思ったのが、ウェザーストリップの回春に使ったこの「大陸製ドアモール」J型です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B002S1H52K/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&th=1

本来の使い方じゃないから、モールとしての評価はできませんが、ジャストサイズでウェザーストリップの隙間に充填するために作られたの⁉ というくらいサイズ感がピッタリでした。

以前は100均のスポンジテープを細くカットしていたので、手間も少なかったし今後剥がす手間も無くなりそうなのでおススメです。

その他使ったものとしては
パーツレビューした「劣化版 レジェトレックス 」（写真上部）
https://minkara.carview.co.jp/userid/3253911/car/2937255/11285240/parts.aspx

同じく「劣化版エプトシーラー」
これは厚み違いで2種類使いました。
1つは5㎜厚のもの、もう1つは写真左に写っている凸凹付きの10㎜厚のものです。

100均のスポンジテープは、2㎜厚～30㎜厚まで幅も様々なものを用意して、時々補充していった感じです。

他ではホームセンターのフェルトシート（パンヤ）や100均のズレ防止マットや工作フェルトなど。
全てあわせても材料費は8千円くらいでしょうか。
「劣化版エプトシーラー」などのスポンジシートをパンヤに置き換えたり工夫すれば3千円くらいだと思います。

あまり材料費が嵩むようだと本末転倒、タイヤを履き替えたほうが満足度が高いです（笑

静音効果をグラフでまとめてみます。

施工後、元々あったエンジン音やロードノイズが4割くらい減ったように感じています。

これはどこがが無音になった！ということではなく、全体的に抑えた結果「ノイズが聞こえにくくなった」というのが一番近いと思います。
純粋にカットできたのは10％ほどだろうと思いますが、相乗効果で「
不快な音そのものの大きさ」が小さく感じられるようになった、という事です。

現に今運転していて、一番気になる音は革シートが擦れる「キュッ」という音です（汗
静音対策に終わりがない証拠ですね（笑

場所別では、トランクが3割近く、次いでフロア対策が続き、ウェザーストリップに施工した窓・サッシュモールを合わせると8割近くになります。
手軽さで言うなら、ラゲッジの隔壁は施工が瞬時で終わるのに効果がすぐに判って、静音コスパが高いと感じました（笑

それと今回の一連の作業のジャンルを「補強」にしていたのは

何だか剛性アップしてる！
・・・・・・と確実に感じる　からです。

もちろんボディ的には剛性アップするわけがありません。。。
音が静かになったおかげで、ミシリとたわむような感じが無くなり剛性アップと錯覚する！
・・・・・という事です（汗

コレ大事です。

実際にレースとかするわけでもないので、錯覚する事で満足感を得られるなら、それに越したことはないです。
その昔、90年代のF1オンボードカメラで、勝てないフェラーリからマクラーレン・ホンダに切り替わると画像が安定してスムーズに見える。
「運転しやすさは速さだ！」 あの感覚に近いものがある、そんな気持ちです（大バカ


まぁ全ては運転のしやすさ、安全性に繋がると確信していますので、出来る範囲で今後も手を入れようかと思っています。

お立ち寄りの皆様、壮大な妄想族チューンにお付き合いありがとうございました（笑