momo MOD.07  

ずっとディープオフセットが37ﾐﾘのベローチェレーシング35π(実寸は340ミリ)を使っていて、手のひらにまとわりつくような楕円形グリップが大好きなのですが、これとは違う感覚のmomoが欲しくなり、モデル07 (MOD.07 M-41ブラックレザー)を選びました。 70ﾐﾘセミディープオフセットの35πで実寸348ミリ、偏心タイプではないハンドルポスト真円タイプでグリップもコブ無し真円29ミリ直径の何でもまん丸のステアリングです。素早く操作する場合にステアリングが上下左右に揺れ動いたりせず回しやすい特徴があります。ステッチが無いのも回しやすさに輪をかけてゴザル。ただしステッチ無しを機能的でヨロシイととるか、チープで物足りないと不満に感じるかでゴザルが。このモデルの使い方(イメージ)としてはドリフトレースやジムカーナを意識しているはずなのでステッチレスは機能的と理解するがヨロシイかも。取り付けて運転席に乗り込み改めてステアリングに手をかければ、ディープコーンモデルならではの奥行きのある造形美が素晴らしいのだがウィンカーとワイパーレバーが当然、遠くなりました。ウィンカー中心からステアリングの親指がかかる部分まで130ﾐﾘ。　アタシの短めの指でやっと届く距離ですが、まあ、自分専用の特別仕様ゆえの距離と思ってますのでOKですしダイケイのアジャストボススペーサー10ﾐﾘも入ってますんでヨロシヨロシ。そんなちょっとの使い辛さはあっても、大きなメリットがありまして、レカロ(ヘッドレスト別体式のLX)との相性抜群です。他メーカーのブリッドやスパルコでも同じ事。フルバケならなおさら良いでしょう。ステアリングが実質30ﾐﾘ強手前に来ましたんでレカロの背もたれに肩がキッチリとフィットして、ホールド感がよりUPしました。数カ月とか半年サイクルとかでステアリングを取っ替え引っ替え着せ替え人形するのも楽しいもんですジャ。大好きな1970年代～のラリーカー(ランチアデルタ・ストラトス、アルピーヌ ルノー、プジョー205T16、アウディクワトロ、フォードエスコート、フィアット131アバルト、他いっぱい)のステアリングを握っているような幸せな感覚です(笑)