シリンダー内洗浄 ODO48000km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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【注意事項】手順2で燃料ポンプを切り始動をかけるので、エンジンチェックランプが点灯して消えない場合があります。ご留意ください!!
3年5万キロ弱ということで、KUREエンジンコンディショナーでシリンダ内の洗浄にトライしてみました。やることは単純にプラグホールからエンジンコンディショナーを根気よく吹き付けて、スラッジを取り除きます。写真は施工後ですが、もっと根気が必要なようです。結論から言うと、ピストン表面のおこげより、インテークバルブの洗浄の方が大事な気がしてきました。
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手順としては、まず燃料ポンプを切ります。ヒューズBOXの一番バッテリーに近い10Aのヒューズが燃料ポンプヒューズなので、取り外します。そのあと一度エンジンをかけて、エンストするまで数秒回します。
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インテークチャンバーを取り外し、エアフィルの固定ネジ2個とホースを取り外し、今回はエアフィルまで外します。そのあいだにコイルとプラグを外しておきます。
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エアフィルを外すとコモンレールとインジェクターが見えるので2本の固定ネジを6角レンチで外します。インジェクターは困ったことに6本なので外しにくいですが、ゆっくりとゆすりながら引き抜きます。
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インジェクターを引き抜いたら、エンジンコンディショナーでインジェクター先端部を洗浄します。インジェクター先端面の穴付近は何かにぶつけないように注意します。最後はパーツクリーナーで洗浄液を落とします。直噴でないので、この程度で充分でしょう。
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インジェクターが邪魔なのでチューブをかぶせてで先端保護して横にどけておきます。
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インジェクターの刺さっていたインテークからエンジンコンディショナーを吹きかけます。写真はわかりにくいですが、インジェクター穴からの写真です。エンジンコンディショナーがインテークバルブを泡洗浄しているのがわかりますでしょうか?バルブの密閉が悪いのか、いずれシリンダ側に液剤が落ちていきますので、何回か吹きかけます。
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シリンダ側はプラグホールからエンジンコンディショナーを注入します。今回、燃焼室洗浄も狙っていたので、1気筒ずつ圧縮上死点で泡洗浄かけました。他の気筒にも液剤入れて置き、ピストン表面のスラッジ洗浄を狙います。合計でエンジンコンディショナー1本使いました合計200CCくらい。泡から液状になるので、各気筒30分ずつ放置してスラッジを浮かせます。
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溜まった液剤はポンプで吸い上げます。浮き上がったスラッジと一緒に液剤を回収します。このままだとせっかくういたスラッジが残るので、クランキングさせて液剤ごとプラグホールから吹き飛ばします。タオル被せるのを忘れないようにネ。けっこうタオル側に液剤ごと小さなスラッジが吹き飛ばされます。IGコイルの穴が深くそこにたくさんスラッジが残るので、パーツクリーナーでシリンダに落として、同様にクランキングさせて吹きとばすを繰り返します。(ドライクランキングだからいやだなぁ)
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吸い取った液材の底に沈殿していたスラッジです。クランキングで吹き飛ばした量も含めて結構落ちたと思います。
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施工前1番シリンダ。半年前からAZのFCR-062を添加給油していますが、シリンダ表面は汚いです。あまり過度な期待をしない方がいいみたいです。なお、バルブのあたり面は結構きれいでした。
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施工後1番シリンダ。だいぶ落ちたといえば落ちたのですが、頑固なヤツが居ます。
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一応施工前後で、圧縮比は12.8,13.0,12.9kg/cm2から、13.2,13.1,13.1kg/cm/2に上昇しました。でもこれ、吸気バルブの洗浄が効いている気がします。
オイルはフラッシング予定だったのですがAmazon遅延のためにフラッシングオイル届かなかったためにオイル交換ケチってそのまま用事で50kmほど走行したら、エンジンオイルが少し乳化していました。この手の作業をした後はすぐにオイル交換かフラッシングする必要があるようです。
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(参考)ODO37,000km、約10か月前。
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