2014年06月24日
ツナグ。
寝てもばかりじゃ余計頭が痛くなる!しんどくなる!ということで、今日はちょっと起きてみました。
でも、まだ食べれるものはおかゆさんのみ。
そんな状況で起きて何しよう・・・と思ったいよかんソフトは、録りためたTVを消化することに決めました。
そんな中で見た映画。
死者と生きている人を人生で1回のみ、逢せてくれるという内容。
それはもちろん、両者の了承があっての話なんだけど、生きている人がこの人に逢いたい、と言っても死者が拒否すれば人生の中のたったの1回を使ってしまう、、、だから本当に逢いたい人は誰なのか、逢ったとしてもみんな必ずハッピーな結果が待っているわけではないというもの。
現実世界には起こりえない内容だけど、私は好きな映画でした。
実際、“ツナグ”がいるのなら、私は誰に逢いたいというだろう。。。
いつもニコニコ見守っていてくれたおじいちゃん?
親戚で集まるときに控えめだけどよく遊んでくれたいとこのお姉ちゃん?
小さいころから可愛がってくれてピアノの先生もしてくれてた親戚のお姉ちゃん?
友達の妹であった私を気に入ってくれて、いよかんソフトにあげてといつも手紙や絵をくれてたお姉ちゃん?
私が産まれるはるか昔に亡くなってしまったおじいちゃん?
授業中に突然この世を去ってしまったクラスメート?
考えれば考えるほど、いろんな人が浮かんできて、ひとりと言われたら、私は誰を選ぶんだろう・・・って本気で考えた。
でも、考えれば考えるほど、いろんな人が浮かんできて、いろんな人に支えられてるんだなーって思えた。
生きてると、解決しても次から次にいろんな課題が出てきて、やんなっちゃったりもするけれど。
でも、普段はそこまで気を回すことはできていないけれど、実は自分の周りにはいろんな人がいて、いろんな人に支えられて、力になってくれてるんだなーって感じることができた。
自分がこの世を去ってまでも、逢いたいって自分を思ってくれてるって素敵だなー。
もし、いま、自分がこの世を去ってしまったとして、だれかそう思ってくれる人っているのかなー。
そして、浮かんできた人たちは今の私を見て、どう思うんだろう。。。
褒めてくれるのかなー。叱咤激励されるのかなー。自分はこの人たちに胸を張って逢えるのかなー。
私はいま、大病院の診察場でいろんな人の人生を垣間見ている。この人たちは自身で私にもいろんなことを教えてくれていて、それを私はもしかしたらDr.の次に本人や家族に近い位置で関わらせてもらっている。だからこそ、亡くなった患者さんのことも忘れないし、ご家族さんのことも忘れない。つらくなることもあるけれど、自分で選んだ道だから、やりきらないといけないと思ってる。
いろんなことを考えた、素敵な時間でした☆
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Posted at
2014/06/24 01:18:10
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