30年40万KmOver、初めてのご開帳(その2:トラブル編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
<トラブル1>
17番のステムシールのガイド側サイズが合いませんでした・・・IPD注文が間違っていたのか、現行で取り付てあった物より少しガイド側が小さい様でした。国内でもなんとか部品があったので取り寄せてもらったのですが、これもIPDと同サイズでした。
2
240のPeperで見ると純正番号は各年式とも同じ番号なんで93年モデルだけって訳でもなさそうですが・・・なんで???
部品番号1306630-3です。
3
シールの右が新品です。
4
新品サイズは11.3くらい
旧シールはガイドに取り付けています。
5
旧シールは11.8くらいです。
で・・・仕方ないので旧シールもまだ柔らかいのでこれで済まそうか・・・でしたがせっかくのオーバーホールということで、新しくガイドを新シールに合わせて作っていただくことができました。
6
<トラブル2>
ガスケット水漏れで破けた部分に近いスリーブが錆びていて・・・
7
この部分(14番)ですが、部品番号415311-0・・・まだ日本にあるのか無いのか・・・ボルボの正規代理店確認で国内には無いみたいでしたので、これも新たに作っていただけました。(磨けば多分OKとのことでしたが)
8
<トラブル3>
オルタネータの上側ブッシュ部分のエンジンブロック取り付けのボルトが・・・折れていました。まぁこれはネジ抜きでなんとか修復!!
9
ブッシュを入れ込む部分のサイズですが、ブッシュに間が開いてしまいます。
この部分はブッシュのカラーに通したボルト1本で持たせているので、ブッシュ隙間でボルトがどんどん締まっていきます。大きなワッシャでブッシュ全体を押さえれば・・と思ったのですが、クランクのプーリーとのクリアランスが結構シビアで、あまり分厚いワッシャだとプーリーと干渉しそうです。
10
ボルトの頭側は20mmくらいのワッシャだったので(新車の時はもっと大きいワッシャだったかも・・・)結構めり込んでいます。これでも多分まだブッシュの隙間は空いている(カラーは密着していない状態)と思うので、しっかりしまっていませんから振動でボルトには結構ストレスかかりそうです。
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で結局ブッシュの内側にワッシャをかましてブッシュのカラー+ワッシャ+カラーでほぼ全長を合わせてボルトを締め込んでしっかり取り付くように・・少しはボルトへのストレス軽減???になったかもデス。
他の部分(コンプレッサ、パワステポンプ等のブッシュ部分)の1本ネジで持たせて、ネジにストレスかかりそうなボルトはその都度新品ボルトに変えた方がベターみたいです。このボルトはネジ屋さんで50円くらいでした。
構造的にはクランクのプーリーのおかげで無理してるのでしょうか??もうちょっとしっかり付いてほしいのですが・・・
12
<トラブル4>
クランクのタイミングベルトのギアが・・・クランクプーリーとのガイド用のキーが切り取られてしまっていました。外すときにプーリーが一緒に回ってしまって・・・削ったのかもです。
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93年モデルは部品番号9135271-6ですが・・・これももう生産中止で国内無しでした・・・海外はまだ少しあるみたいですが。で・・・作ってもらいました。物が鋳物なんで溶接で盛るのは不可!・・・でギアにネジ切って、そこに埋め込んでもらいました。(最初はキャップのネジでもと・・・でもキーの高さが足りなさそうということで、無垢材から作っていただけました。
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以上トラブル4件発生です。何かのご参考までに。
で・・・組み付け(その3)に続きます。
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