ラゲッジスペース水漏れ修理、テールランプガスケット交換

洗車を行った数日後、何気なく荷室のマットをめくってみるとBOSEユニットやスポンジの緩衝材が水でビッショビショに。
↑の画像は焦って水気を拭き取ったものなのでわかりにくいですが、BOSEユニットの隙間に水が溜まっています。

テンションは下がりに下がったものの、放っておくにもいかないので浸水の原因を探ります。

↑のようにとりあえず全てを取っ払い、浸水箇所を探りましたが特に異常はなし。
底のゴムの弁？も特に水が入ってきている感じはありませんでした。
ただBOSEユニットを固定していたボルトの穴の部分、中をライトで照らしてみると濡れている気がする…
そういえばユニットを固定していた中央の太いボルトの芯部分も濡れていました。
もしかしてそのボルト穴から上に水があがってきてるのだろうか…

どこから水が入ればそんな現象が起こるんだ…

くさっていても仕方がないので実際にもう一度水をかけ、水漏れ箇所を特定します。

バックドアを開けた状態で下廻りからシャワーをかけてみるも浸水している様子はなし。

つぎにテールランプ近辺を重点的に水をかけます。
↑のように荷室右脇のカバーを外し、覗き見しながら漏れの有無をチェックしていきます。

テールランプは元々ヤフオクで落とした中古品を塗装したものなので、ランプ裏のシール性は少し気になってはいました。

ランプ裏を観察しながら水をかけるも特に異常はなし。
しかしランプ裏の斜め下、リアバンパー取付部のクリップ裏から水が滴り落ちてるのを発見しました。
↑の画像ではわかりにくいかもしれませんが、黒クリップの裏から水滴が下に垂れています。

ここって水が垂れてきていい場所なのか…？
そしてその垂れた先はどうなっているんだ…？
水の垂れた先はフレームに覆われており、どうなっているかは目視出来ません。
もしや垂れた先に水が溜まってBOSEユニットのボルト穴から溢れてきてるのだろうか？

その先の見えないフレーム内部はどういう構造なのか、水を排出する機構やらはあるのか、
ネットで数日調べてみるもこれといった情報はありませんでした。

とりあえず水が垂れる箇所は塞いでおこうという結論に至り、黒の液体ガスケットをクリップ裏に塗ったくってやりました。
しばらくリアバンパーを脱着する予定はない(と思う)ので、ワイルドに3箇所のクリップを固めてしまいます。
このクリップ裏が水漏れの根本の原因かどうかは謎ですが、やれることをやろうという半ばヤケクソな感じです。

ちなみに助手席側リアバンパー裏のクリップは見づらいうえにどうやっても手が入っていかないような構造だったので、とりあえず今回はスルーします。

バンパー裏からの水漏れなので関係あるかはわかりませんが、念のためにテールランプ裏の新品ガスケットを左右ともに購入。
モノタロウで注文しました。
注文時、在庫が無いということだったので、届くまで1ヶ月くらいかかるかなと思ったのですが結局注文から4日くらいで到着しました。

品番はこちらです。
検索するとすぐ出てきます。

BBN7-51-163B(左)
BBN7-51-153B(右)

値段は1つ1500円ほどだったと思います。

テールランプを取り外し、古いいガスケットを剥がします。
ヒートガンで遠目から暖めると、指でも綺麗にガスケットが剥がれていってくれました。
指で取り切れなかった細かいガスケットや糊は、パーツクリーナーを染み込ませたマイクロファイバーで落としていきます。

新しいガスケットを貼り付けた画像です。
貼り付け面はテープになっているので、台紙を剥がして貼り付けます。
貼り付けは特に難しくなく、元と同じように貼り付けました。
粘着を良くするために一応軽くヒートガンで暖めてから貼っています。

張り付け面のアップです。
新品ガスケットは固くなくモチモチしており、水の侵入を防いでくれそうな信頼感があります。

あとは元通りにテールランプをはめ、裏の3箇所のナットを閉めます。
2本のコネクタも忘れずに装着し完成です。

最後に水漏れの確認をするために再度水をかけていきます。

テールランプ裏、BOSEユニットを固定していたボルト穴を観察しながら強めのシャワーを浴びせました。

結果としてはリアバンパー裏クリップ部からの水侵入はありませんでした。
液体ガスケットで無理やり水の侵入を食い止めるいうやり方が正しいかどうかはわかりませんが、とりあえずこの状態で様子を見てみたいと思います。

次の洗車で再度ラゲッジがびしょ濡れだったら、また原因探しをすることになるでしょう。
漏れ箇所を探すのが大変そうなので次は漏れないでほしい…