現状確認2

現状確認の続き、エンジンのピストンが動くか？ヘッドをあけて状況を確認。カムは全く問題無し。

オイル交換をしてからのクランクの動作を確認したところ問題なく動いたため、新しいバッテリーを繋いで圧縮を確認。4気筒全て正常値…ホッ…。スイッチも動作、スターターも無事回りました。

冷却系はかなり酷く、ドレンを開けても各所でヘドロが詰まりうまく抜けず…。一通りはずして確認。パイプの接続部分、サーモスタット、ウォーターポンプ部分で腐ってました…サーモスタット周辺はパイプが朽ちて割れてしまったため交換が必要、ラジエーターキャップもゴムが駄目でした。ラジエーター本体は奇跡的に健在。ただ中央上部の取付部分が固着していたためブリッジ金具を切断せざるを得ませんでした。簡単にはすせる部品の固着は双方に強度がないため致命傷になります…。

リアブレーキマスターは外は汚かったのですが、内部の固着は無かったのでOHする事にしました。こちらがメタンルクリーンをした状態…重曹ブラスト前。

重曹ブラスト後。耐油焼付塗装をこのあとします。

エアフィルタ周辺、ホース等も外しましたが柔らかさは維持していたので洗浄して再利用します。

こちらがオキシクリーンをしたあと。一部のパイプの色が抜けてしまいましたがほぼ新品状態に復活。

リアブレーキはパッドピンが固着して抜けず…お手上げ。メタルクリーン煮込みやラスペネ、ベルハンマー等を塗布し、熱をかけたりもしたのですが、挫折…ピストンを買わずに、中古の動作品をヤフオクで入手しました。