リアフォグ用の回路自作(フォグランプ信号の取り出し)
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
6時間以内
1
リアフォグを車検対応で取付するのは一工夫が必要。ディーラーさんにECUの設定変更とかをお願いするにも気がひけるので、操作回路をアナログ感満載で自作してみた。
2
リアフォグの車検対応には、フロントフォグ点灯時に独立した操作で点灯し、動作を示すインジケーターを備え、フロントフォグ消灯時は連動してOffになる必要がある。
安全性を考慮すると、制御信号を上手く検出したい所だが、現状の知見ではどう工夫してもOffの連動が出来ない。
その為、不本意ではあるがライトユニットからフォグランプの電源線を探り、そこからOn Off を検出する事にした。(ここまでの試行錯誤で数日を費やした…💦)
運転席側のヘッドライトユニットに接続されているコネクタを引き抜きし、テスターで確認すると写真の位置がフォグランプと連動していた。
3
この端子に対応する線はミントグリーンの配線。ここから防水エレクトロタップで信号を取り出しする。
青丸部のウォッシャー液注入口が邪魔なので、一旦ビスを外し位置をずらすと作業しやすい。
4
引き出した線は、以前の整備で通しておいた多芯ケーブルの予備芯に接続し、車内側に引き込みする。
エンジンルーム内なので、配線の保護もきちんとやっておく。
5
安全性を考慮し、リアフォグの電源はスモール連動線から引き出しし、フロントフォグの電源は制御のみの使用とする。
この為、リレーは2個を組み合わせて使用。
電源用はエーモンのユニットリレー。(以前の整備でクビになったもの)「フロントフォグOn」でスモール連動線を導通させる。
この出力は、モメンタリースイッチ用のフリップフロップリレー、スイッチインジケーター、リアフォグに供給される。
モメンタリースイッチを一回押すとリアフォグOn、もう一回押すとOffになる仕組み。
フロントフォグがOffになるとフリップフロップリレーので接点もリセットになる。
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スイッチパネルに穴加工しインジケーター用のLEDを取付しておく。
このLEDの電源はリアフォグ用電源から分岐して取り出し。
7
モメンタリースイッチ内蔵のイルミは、リアフォグがOn出来る条件になると点灯する様、電源は電源用リレー出力より取り出しする。
紫線がリアフォグ用電源。後々リアフォグの製作が終わったら活用する。
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運転席左側のパネルを外すと青丸のスペースがある。リレー類はここに収納する。
赤丸部がアースポイント。
9
スイッチを取付し、パネルを復旧。
スイッチ配線はスパイラルチューブでカバー。
10
動作確認。
フロントフォグOnでスイッチイルミ点灯。
11
スイッチ一回押しでインジケーターLED点灯。
もう一回押すと消灯。
動作はバッチリ👍
配線側は準備OK🙆♂️
これからランプ側の製作に着手します。
12
ついでに…
電源等の作業工程が被るので、これも取付してしまった。CEPの「三菱用オートフォグキット」。
こちらは取説通りに取付し、例の空きスペースに突っ込んでおいた。まあ、浪漫装備ですな…。
13
【追記】
フリップフロップリレーの配線方式について質問頂いたのでページ追加。
Module interface:
1. VCC: positive power supply (VCC)
→ユニットリレーからの電源出力
フォグランプOnで出力する。
2. GND: negative power supply (GND)
→ボディアース
3. T : Low pulse trigger
→プッシュボタンからの出力。
Relay outputs:
1. NO: normally open relay interface
→バックフォグの+線
リレーOnで出力する。
2. COM: Common Interface Relays
→ユニットリレーからの電源出力
フォグランプOnで出力する。
3. NC: normally closed relay interface
→使わない。
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