みなさん、こんにちは!
一週間ぶりですが、お元気でした?
僕は相変わらずなんだかや忙しい日々を送ってきました。
まずは月間プレイボーイの黒澤明監督特集のため、映画評論家で日本文化研究家のドナルド・リッチーさんと対談。おんとし83歳の大先輩なのですが、まだまだ頭はものすごくシャープで鮮明な方で、一時間、とても刺激的なトークを堪能することができました。
つぎに僕がトータル・ナビゲートをしているCANONのイベントで雅楽の東儀秀樹さん、そしてヘアーメーク・アーチストの藤原美智子さんとトークショー。お二人とも趣味も話題も豊富で話術に長けたチャーミングな方たちで、おかげでトークも楽しく展開することができました。
このような仕事の合間に、というかイベントのない夜は僕が脚本、演出をてがけているミュージカル・コメディ「Sixty-Four」のリハーサルに追われています。いやー、舞台の演出がこんなに大変で手間のかかるものだとわかっていたら、やってなかったかもしれないなとたまに思っちゃったりする今日この頃です。でも芝居そのものはとても面白く仕上がってきつつあるので、また別の機会にもっと詳しくストーリーの解説をしますね。上演は来年の一月25,26,27日で、場所はラゾーナ川崎のプラザソル。暇でしたら是非観に来てください!
僕はこのほかにも雑誌に記事を書いたり、紀行文を連載したりしているんですが、つい先日は内外出版社の輸入車中古車情報という雑誌にもう二年以上連載している「ロバート・ハリスのTRIP TO 輸入車」というコラムのためにアメ車のダッジ・チャージャーSRT8というものすごくアグレッシブで男の子にはたまらない車を試乗しました。エンジンはV8の430馬力!最高速度は180と表示されていたのであれ?と思ったのはつかの間、180キロではなく180マイルでした!ルックスも写真のとおり、けんかを売っているように威圧的。ダッジは今まで日本には入っていなかったということですが、アメリカではむかしから有名なブランドで、イメージとしてはどちらかというとヒールで、ハリウッドのアクション映画だと主人公をカーチェイスで追いかける悪役が乗る車、という感じです。乗った感じもパワー溢れる闘牛に乗っているようで、ちょっとふかすだけでバババババ!と威勢の良い唸り声を上げていました。あとおもしろいガジェットではトランクの中に取り付けられた小さなプラスチックの引き金。蛍光塗料が塗ってあるのでなにかなと思ってみて見ると、これはトランクの中に閉じ込められた時に引いて中からトランクを開ける脱出レバー!アメリカでは常備されていなければならないアイテムのようです。
このダッジ・チャージャーに乗って思い出したのが「バニシング・ポイント」というカルト・カーチェイス映画!車の陸送の仕事を請け負った飛ばし屋がパトカーの執拗な追跡をかわしながらアメリカを縦断して、フォルク・ヒーローになるというお話。単純なストーリーだけど、車好きにはたまらない映画なのでおすすめです!
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2007/12/05 16:52:00