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miya expの愛車 [日産 フーガ]

整備手帳

作業日:2021年3月17日

y51フーガの7速ATに関する考察1

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
y51フーガのATはジャトコ JR710E(7速)でZ34と同じ物が搭載されています。上位バージョンJR711E(最大トルク600N·m)とほとんどの部品が共用ですので耐久性はかなり高いと思います。

私の車は新車時から7万Km毎にATFを交換(2回は前オーナー(日産ディーラーの記録簿あり)、最後の1回は約22万Km時(私が日産ディーラーで))しており現在24万Km時点で変速ショックなども無く良好です。

現時点では良好ですが、過去気になる点はありました。
それは
1.朝の冷間時 最初のエンジ始動直後急いで発進しようとすると前に進まない。
2.緩やかな坂道などで停車後ブレーキを離すと少し後ろに下がる事がある。
3.P(パーキング)からD(ドライブ)に入れる時にレバーが固く引っかかる時がある。
です。
(2.と3.はヒルスタートアシストにも関係していると思います。)

3.は駐車時にN(ニュートラル)の状態でパーキングブレーキを踏んで、その後にP(パーキング)へレバーを移動する事で次回発進時には引っかかりは解消されます。
面倒に感じると思いますが最初だけで慣れるとそれが普通に感じられ違和感も煩わしさも無くなります。

----- 20210318 追記----------------
私はこの操作で解消しましたがパーキングブレーキを先に踏んでからP(パーキング)へレバーを移動すればN(ニュートラル)を経由する必要は無い様です。
逆にP(パーキング)にレバーを移動してからパーキングブレーキを踏むと車両の重量がATのロック機構に掛かり次回解除時に負荷が掛かる為ATの寿命を縮める原因になるそうです。
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----- 20210319 追記----------------
いろいろ試してみた所単純に
エンジン始動時
シフトレバーがPの状態でフットブレーキを踏んだままパーキングブレーキ解除→シフトレバーをDまたはRで発進。
エンジン停止時
フットブレーキを踏んだままシフトレバーがDまたはRの状態でパーキングブレーキ→シフトレバーをPへの順番に操作すれば固く引っ掛かる感じはありませんでした。
恐らくエンジン停止時のパーキングブレーキの順番に違和感を覚える方が多いと思います。

※ただしこれはやらなければ重大な故障に繋がる事ではありませんので参考程度にお考え下さい。
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1.と2.は約18万Kmで譲り受けた時既にその状態でしたので恐らく最初の7万KmでのATF交換時からずっとその状態だったと思われます。
原因はATFの量の不足です!!

過去3回全て日産ディーラーでの交換ですが交換時のフルード調整方法が間違っている為フルード不足でその様な症状が出ていた様です。
3回目(約22万km時)の交換後この症状は顕著に現れる様になり朝一始動後少し走って一時停止から急いで加速した際にミッションが滑って前に進まない事がありました。
かなり少なくされてしまったのだと思います。
ただフルードが十分に温まった状態では問題ありません。
日産ディーラーにクレームを入れようかとも思いましたが時間の都合もあり、すぐに自分で700mlほどATFを補充して症状は治りました。
もう少し入れても良さそうでしたが次回は自分で交換しようと思いますのでその時にきっちりとフルード量調整しようと思います。

最初の7万Km時の交換から約15万Kmもその状態で走っていた訳ですので多少少なくても壊れる事は無いのでしょう。
実際壊れてませんし。
温まればその状態で0-100km/h加速もメータ読みで約5.5秒ですので滑りなども無いと思います。

一般的にはフルードが規定量より多い方が泡立ったりして深刻な状況になると聞いた事があります。

自分でフルード量調整が出来る人は良いのですが出来ない人は日産ディーラーに頼るしかありません。
日産ディーラーがミスする最大の原因はATFの温度です。
エンジンをアイドリング状態で交換する為フルード量の調整時にフルードは高温になり膨張してしまいます。膨張した状態で調整しますので規定量より少ない量しか入らない事になります。
対策としては1日預けて翌朝の冷たい状態できちんと調整して貰う事で多少ましにはなると思いますが調整時はエンジンをアイドリング状態にしますので素早い調整をしないと温度が上がってしまいます。
また夏は気温が高く素早くやっても難しくエンジニアのセンスにも左右されます。
また交換直後はエアが混ざる事もありその場合には数日後に再調整する必要があります。
(混ざったエアも熱で膨張します。)

完璧を求めるなら冬に交換して貰い交換後数日経ってから再度1日預けて気温が低い朝一で調整して貰うと失敗は少ないと思います。
ATFは80℃で6%位膨張する様です。
これはY51フーガの場合ATF全容量9.2lに対して約550mlとなります。

交換方法や調整方法に関しましては次回DIYでの交換時に詳しくご紹介しようと思います。

またATFの交換は車種や状態によっては壊れる可能性があると言われておりますがリスクを減らす交換方法はございます。
これもまた別の機会にコメント致します。

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この記事へのコメント

2021年3月17日 11:12
初めまして外から失礼します(^^)
僕はショップでATF交換したんですけど
ショップの人の話しだとフーガのATF交換は
油温がかなりシビアみたいで時間かかってましたね(^_^;)
適正温度で適正量入れないとエラー出るみたいですし(^_^;)
DIYしてる人を見た事がないので期待してます(^^)
頑張って下さい(*^^*)
初めてで長文失礼しましたm(_ _)m
コメントへの返答
2021年3月17日 14:46
コメントありがとうございます。
良いショップで交換された様で安心ですね。
私が交換依頼した日産ディーラーの担当者は交換方法を質問すると「抜いた量入れるだけです。」と小学生に説明する様な回答で大丈夫かなと思いましたが日産ディーラーだから大丈夫だろうと預けて隣のホームセンターで買い物してました。
40分掛からないくらいで終わったと電話がありましたがこの短時間でシビアな温度管理が必要なフルード量の調整は出来るはずありません。
ホントに抜いた量だけ入れる交換をされた様です。
しかも抜いた量より少ない量入れられました。
ど田舎の日産ディーラーでしたので日産ディーラーの中でも温度差がある?かもです。
担当者に不安を感じたらやめて別のディーラーやショップに持って行くべきだったとも思いました。
しかしながらこの事があったからこそいろいろ調べて分かった事も多くありますので良かったのかも知れません。

ちなみにフルード量調整の適正温度は体温位(36~40℃)で指で触って暖かいと感じたらもう手遅れに近く、また一度温度が上がると簡単には下がりません。安定走行時は恐らく85℃位です。
調整はアイドリング状態で行う為、温度はどんどん上がります。

調整方法はオイルパンに調整専用のドレン口があり(専用工具は必要ありません。)アイドリング状態でドレンプラグを外しそこからフルードが溢れ出て糸状からポタポタ状態になるまでひたすら待ってプラグを付けて終了です。
待ってる間に温度が上がり適正温度を越えると温度を下げてやり直しの地獄ループになります。

そこでDIYで考えている調整方法は熱々の状態で調整して少なくなる分の補充です。
フルード規定量が中途半端な9.2lなのは。恐らく安定走行時に膨張して10.0lになる設計だったのだと思います。
オイルパンの調整機能は熱々でも冷たくても9.2l
に調整されますので、これが正しいのであれば熱々の状態で溢れた熱々の0.8lが足りない量になります。
熱々の0.8lを冷やすと上記仮定では0.74l=740mlとなります。
後からこの量補充すれば良い事になります。
あくまで仮定ですが冷間時に検証してokならシビアな温度管理が不要となります。
2021年3月17日 15:58

 はじめまして。3は私も時々なってまして気にしてたんですよー。
 私だけではなく少し安心しました。
コメントへの返答
2021年3月17日 17:02
18万Kmで購入して22万Km過ぎた頃から気になり始めました。
車の下から確認するとシフトレバーがロッドを介してAT本体に直接繋がっており切り替えしている原始的な構造でした。
Pに入れた時のロックをDやRに入れる時シフトレバーで機械的に外す為にロックが固くなればレバーも固くなります。

ロックを固くしている原因は本質的には部品の磨耗だと思いますが
Pに入れてさらにパーキングブレーキを踏む事がロックをさらに固くしている可能性があります。
そうであれば後からパーキングブレーキを踏む事で磨耗を促進する事になります。

試しにNでパーキングブレーキを踏んでその後P
に入れる事を繰り返すと最初はまだ固い時がありますが少しずつ改善されスムーズになりました。
現在1万5千Km以上この操作方法を続けておりますが非常に滑らかで良好です。
固いまま操作を繰り返せば確実にどこかの磨耗が進みますのでこの方法が良いと私は感じています。

可能であれば部品交換が最良の方法です。
この方法で弊害が全く無いとは言い切れませんがATはニュートラルでブレーキ後Pレンジに入れるのが正式なやり方と言う人も居ます。
機種によって違う可能性もあります。

もし不具合が発生したらすぐに整備記録でお知らせします。

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「[整備] #フーガ y51フーガ乗り心地に関する考察1(足廻り マウントなど) https://minkara.carview.co.jp/userid/3343793/car/3084646/6280857/note.aspx
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