BRIDE STREAMS 取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
BRIDE STREAMSの運転席 取付手順です。
先達から学びながら作業しました。
1つにまとめたので超長いです。
しかも蛇足もあるよ。
・お約束
車検対応品ですが改造なので自己責任です。
ではいきましょう。
○必要な道具
・10番レンチ
・14番レンチ
・17番レンチ
・モンキーレンチ
・T40トルクスビットソケット
・5mmHEXビットソケット
・電動ドライバ
・精密マイナスドライバ
・22mmドリル
・カッター
・結束バンド(適当なサイズ)
○予め用意した物
・090 TS型端子を付けたシガー電源ソケット
・エアバッグキャンセラ抵抗
・スーパーシートレールS049MK
シートレールは事前に説明書通り組み立てます。説明書の画質は滅茶苦茶悪い上小さいですね。シート固定穴の前後330mm間隔はきちんと出しておかないとシート取付出来ません。
2
まずはエアバッグ誤爆とエアバッグ接続エラーの記録を防ぐ為にバッテリーからマイナスターミナルを外します。
レンチは10番です。
3
5分くらい待ってからエアバッグカプラとシートのケーブルを外します。エアバッグカプラは白い爪を矢印の方向にスライドしながら抜きます。シートベルトバックルのケーブルは爪を強く押さえて抜きます。
抜いたら用意しておいたエアバッグキャンセラを接続。
4
シートをスライドさせてボルトを外します。
T40トルクスです。大したトルクじゃないので簡単に外れます。
外したボルトは後ほど使います。
5
シートを外して車外で作業しましょう。
外すときに車体を傷付けないように注意。
慎重にやるならば養生するといいでしょう。
純正シートからシートベルトバックルを取り外します。
14番レンチです。
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純正シート下
青線がシートヒーター線ですが、必要なのは赤線のみです。今回は不要なので外します。
まず、画像のようにガイドを引き上げます。(画像は別のハーネス)
精密ドライバーでこじるだけで上がります。
7
精密マイナスドライバで中の爪を押さえて青線の端子を引っこ抜きます。
引っ張りながら押さえるのではなく、爪を押さえてから引っ張るとすんなり抜けます。
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抜けましたね。
反対側のコルゲートチューブのビニールテープを剥いで、青線のみコルゲートチューブから引っこ抜きます。もしもの時に復帰出来るようシート下に束ねました。
残る赤線ハーネスはそのまま使うので外しておきます。
固定しているバンドは爪を上げれば外れます。
これで純正シートから必要な物を取り外せました。
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まずシートベルトバックルを取り付けます。
BRIDEのスーパーシートレールに付属しているボルトナット類で取り付けます。
説明書にバックル周りのクリアランスが有る場合と無い場合が書いてありましたが、余裕そうなので有る場合の順で取り付けました。
ボルトが飛び出る向きが変わるだけですね。
○順番
内側から、
・ボルト
・スペーサー
・シートレールの取付部
・ウェーブワッシャー
・シートベルトバックル
・ワッシャー
・歯付き座金
・ナット
このナットは17番レンチです。
ボルトの頭はモンキーレンチで挟みます。
説明では締め付けトルク2kgf~3kgfとあります。緩まなければOKでしょう。締めまくってもあまり意味は無いです。
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シートヒーターの電源取り出し
なにやら作業前に電源取り出しハーネス作ってましたが、作業中に不要だと気づきました。これはエーモンのシガー電源ソケットに住友 090型 TSの端子を付けただけです。
なお、シートヒーター無しの方やフロントコンソールのシガーソケットに刺すし裏配線とかしないよ!という方は15まで説明飛ばしちゃってくださいね
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先ほど青線を抜いた所に差し込みます。
爪を上にして差込む側から見て、左がプラス、右がマイナスです。
12
付属品です。
シートヒーターハーネス類はこんな感じになっています。2021/10/01以降の受注はこのタイプに変更されています。でも新型はジムニーのレビューでは全然見かけない。なんで?
シガープラグ先端に管ヒューズが仕込まれていてLEDもあるので、他にも何か実装されているかもしれません。切らない方が賢明なのでソケットでの接続推奨。ドラレコと一緒ですね。
配線は特に難しい事はありません。合うカプラを接続するだけ。後で束ねて適当にシート下に結束バンドで固定します。
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背もたれのシートヒーター線はそのままだと真ん中からだらーんと出ています。後ろからテカテカケーブルが見えて見栄えがよろしくないです。何かの拍子に引っかかるかもしれません。
幸いにもマジックテープで生地がひっついているので内側から回して目立たない側面から出しました。当然ですが、あまり引っ張りすぎないように気を付けましょう。
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シートヒーターのコントローラはここに穴を開けて付けました。
このコンソールボックスは側面2カ所のクリップを外し、前方は上に持ち上げると取れます。シートヒーターのハーネスに注意しながら持ち上げてください。
位置を決めたら22mmドリルで穴空け。プラなので穴が少し小さく空きます。
抜け止めや回り止めなどの細かい所もカッターで削りました。
ケーブルは内張カーペットの下をくぐらせて、シート下のケーブルが出ている切り口から出します。
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それと、STREAMSから恐らく着座センサーと思われるケーブル(未確認)が出ていますがJB64の運転席には不要です。
そもそもJB64は運転席の着座確認はしませんから繋ぐケーブルがありません。
これは走行時に運転席に着座するのは当然なのでわざわざ確認する必要は無いという事でしょう。
無論、助手席施工時は必要になると思われます。今回は束ねておきます。
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シートベルトのケーブルは外しておいた純正の赤線ハーネスを接続します。手間いらずです。やや長いですがどうせ他のケーブルと一緒に束ねるので、必ずしも既製品の4pin→2pinを買う必要はありません。ケーブルを短くスッキリさせたい人向けですね。
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レールにシートを仮付けします。ここではまだ本締めしないこと。
配線の取り回しもここで考えましょう。締めると配線を通せなくなったりします。束ねられるケーブル類は結束バンドで束ねて固定。
この後運び入れますが、重いので仮付けせずに次の手順でレールを車体に取り付けてからでも可。ただし下を覗き込みながらボルトを仮付けする事になります。どの道キツいのでどっちでもいいですね(笑)
ボルト、バネ座金、ワッシャの順です。MKタイプでは黒いワッシャは使わないみたいです。
片方のレバーを目くらにしたい場合ここまでに付けます。STREAMSはクリアランスがあるので無理に変える必要無し。
背もたれレバーは3本の爪で止まっているみたいです。今回はめんどくs…不要なのでやりませんでした。
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車体に取り付けます。重いのでボディに傷が入らないよう慎重に運び入れましょう。
最初に外した純正ボルトでレールを車体に取り付けます。説明書ではそのままボルト止めしてますが…このバカ穴がデカすぎます。いくらなんでもデカい、デカすぎる。調整する為とはいえこれではボルトが…
そこでシートに付属していた黒いワッシャです。コイツを噛ませるとちょうど良いんです。説明書にはありませんが使わない手はありません。
対角で均等に締めて行きます。締め付けトルクは不明です。外した時もそんなに強くなかったですが…ご存じの方、教えてください。
レールを固定したら座ってみて、シートの左右を微調整し下を覗き込んで5mmHEXでシート固定ボルトを本締めします。
最後にもう一度、シートベルト/ヒーターのカプラ、エアバッグキャンセラが接続されているか確認してください。接続確認!ヨシ!
これで取付完了です。
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バッテリーターミナルを戻します。
ドキドキしながらエンジンスタート。
まあエアバッグ警告灯が出たらディーラーに泣きながら駆け込むだけなんですがね(笑
無事、出ませんでしたね!
シートベルト警告灯もシートベルト繋いで消えるか確認。
シートヒーターも動作確認しましょう。
動作確認後はウインドウを全開、全閉でスイッチは2秒以上、上に上げて保持。
TRIPとINFOを同時押しして時計合わせ。この時計はINFOを押したら確定で秒数カウント開始です。
(分を変更した瞬間から秒数カウントが始まっている時計もあって混乱しますよね。あっ、自分だけか…)
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電力供給で目盛りとアイコンが青く光ります。スイッチオン時はインジケータが赤く光ります。
今回のように純正のスイッチが無くてもコントローラだけで電源オンオフ出来るようになってます。親切ですね。
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蛇 足
外したシートは思いつきで座椅子にしました。急遽ホームセンターに出撃!
シートヒーターは電源カプラを作って12v供給すれば使えます。冬でも暖かいリクライニング座椅子が出来ました。意外と良いんじゃないか…?!
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ゴム脚を買ってきて適当に付けました。フニャフニャします(苦)
シートレールは動かさないのでよしとしましょう。
右と左の段差は大体45mmです。
35mmのゴム脚 x 4
45mmのゴム脚 x 4
M8x70mm x 2
M8x25mm x 2
M8ワッシャー x 4
M8ナット x 4
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