ブレーキホース&フルード交換 1/2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以前、ワイドトレッドスペーサー取り付け具合やフロント補強バーの取り付け具合を確認するために、夜間は閉鎖されている峠道を、開放と同時に全開で走ってみた。
その際、帰り道の下りストレートをブースト全開で走り、コーナ手前でブレーキを踏んだ時、イメージ通り減速せず。
そこそこスピードに乗ったままコーナーを走りきってしまったという、ちょっと怖い思いを体験。
え?
と思うも、次のコーナーも減速しきれず。
慌ててアクセルを踏むのを止めて、ブレーキをポンピングし続けて、幾つかのコーナーを抜ける内になんとか止まりそうな速度まで減速。
「昨日免許取りました」的なスピードで下山するという事態になった。
心臓バクバクしたです。
パット残は充分あるので、ブレーキフルードの劣化でエア噛した?
何れにしてもフルードを確認すると変色しているので交換をすることにした。
交換手遅れぎみです。
反省します。
2
どうせならブレーキホースも交換してしまえと、キノクニ屋(キノクニエンタープライズ)のメツシユホースをお取り寄せ。
製作に二週間ほどかかると聞いてたけど、すぐ届いた。
在り難い。
3
と、言うことでブレーキホースとフルード交換するんですけど、相変わらずいいかげんな整備手帳ですので、参考にはしない方が良いです。
宜しくお願いします。
ブレーキフルードは指定がJIS4種となってます。
JISって、、、。
早い話DOT4規格。
4
今回使うのはこれです。
レーシングギアDOT4.2。
DOT4.2?
DOT5並との謳い文句なんだけど、なんかよくわからない。
気にせず使います。
これを選んだ理由は通販で一番早く手に入ったから(笑)
5
ブレーキフルードの交換は、フルード補充担当とブレーキペダル踏む(フルード排出)担当とで、二人でやるのが理想なんですが、一人でやるための「ワンマンブリーダー」というのが売られてます。
これ使うとかなり便利みたいです。
排出したフルードが排出したエアーと共に逆流しないような逆止弁が付いた物が主みたいです。
みたい、、、と書いたのは、僕も使うんですけど、逆止弁付いてないコンプレッサー用を使うのと、とは言え、コンプレッサー使わないんです。
「ペットボトルで代用するのとかわらんじゃん」なやり方です。
これが参考にしないほうが良いですと書かせて頂いた理由になります。
6
正式な手順はわかってないです。
そこもいい加減です。
ごめんなさい。
4本一気に交換するんで、タイヤは4本とも外しておきます。
なのでウマが4つ必要です。
まずフロントのホースから交換します。
オススメは、ホースがどんな感じ(形)で配管されているのか?を記録するために、外す前に写真撮っておいた方が良いです。
割と重要です。
7
使用する主だった工具です。
メインは右にあるレンチ。
10mmと8mm。
10mmの出番が多いです。
因みに僕が使ったのはダイソー品。
これ、結構ガツチリナットを掴みます。
固着したアクチュエータのロットをなめることなく緩めることが出来た実績があるので使いました。
8
本当は上画像のようなフレアレンチを使うのが正解です。
でも、出番がほぼ無いので持ってないです。
近所でも売ってないし(笑)
9
理由は、赤囲いのナットを緩めるんですけど、絶対にナメてはいけないナットなので、ナメるリスクを最大限減らす為です。
こいつナメたらいろんな意味でゲームオーバーです。
なのでボディに固定されているブレーキホースを避けつつボルトにアクセスできるようにデザインされてるです(青い図)。
まあ、持ってないのでダイソーレンチを使いました。
ご覧の通り錆サビ状態ですが、ダイソーのレンチはガッツリ掴んで緩められました。
個人的には実績のあるレンチなのでオススメですが、確実性を高めるには、やはりフレアレンチを使うのが正解です。
10
工具の話は一旦置いておいて、作業としては赤囲いのストッパー?みたいなのを外します。
ボディ側ブレーキホースと取り替え可能なブレーキホースのジョイント部分に差し込まれていて、ブレーキホースがぐらつかないように固定する役割のようです。
このストッパーの手前側、上に反り返っている部分(青矢印)をペンチか都合の良さそうなプライマーで摘んで引き抜きます。
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僕はダイソーで買ったペンチを使いました。
で、ストッパー抜くにあたってコツがあります。
普通に引き抜こうとしてもびくともしません。
コツなんですけど、ストッパーの、上に反り返った部分を摘んだら、引っ張らずに左右に揺すります。
ビクともしないストッパーが動きます。
この左右に揺すりつつ手前に引っ張ると、徐々に抜け始めます。
結構簡単に抜けます。
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抜けました!
無くさない様に大事に保管しときます。
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ストッパーが外れたら、赤矢印のボルトを緩めます。
そうするとブレーキホースの上側が外せます。
フルードが漏れ始めますが、気にせず外すです。
量的には大して漏れません。
あ、因みに漏れるフルードを受けるための受け皿を用意して地面にでも置いておきます。
僕はダイソーで風呂桶買ってきて使いました。
あと、フルードは塗装に着くと塗装が痛むので注意します。
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次に下側のホースジョイント外しです。
青矢印がブレーキホース。
赤矢印のボルトを外すです。
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ドアップでボケボケですがプチ注意ポイントがあります。
赤矢印の箇所にそれぞれワッシャーがあります。
ブレーキホース外した際、②のワッシャーがはずれずに残ってしまう事があるです。
指で外せるので必ず確認するです。
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上下のブレーキホースのジョイントを外せたら、ホース真ん中付近の固定部分を外します。
見たまんまなので簡単です。
これにてブレーキホース外しは完了。
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新しいブレーキホースの取り付けです。
ブレーキホースは割と固くて融通がききません。
なので、真ん中の固定部分を先に取り付けます。
後から取り付けようとすると、思うように配管(曲がってくれない)できなかったりしますので。
真ん中の固定部分をセットしたら、写真に撮った交換前のホース取り回し具合を参考に、上下の接続を行うです。
下側は2枚のワッシャー(新品)を取り付けるのを忘れずに。
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因みに、キノクニのホースには新品ワッシャーが付属してます。
ただ、純正は写真の通り銅製なのと、そのほうが良いとも聞くので、理想は純正ワッシャーを別途用意したほうが安心感があるかもですね。
僕は付属品使いましたが(笑)
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仕上げ。
忘れてはいけないのが外したストッパー(赤矢印)の取り付け。
ブレーキホースの端っこに差し込む為の溝があるので、ストッパーの先端を差し込んだらトンカチで叩いて押し込みます。
その際、ストッパーの上下を間違えないように注意。
間違えると面倒なことになります(笑)
二度とブレーキホース交換しないとかなら、まあ間違えたまま放置でも良いかもですが、、、。
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フロントが終わったらリアです。
ストッパーが両端(赤矢印)にあります。
前述の要領で外します。
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ボディ側のこのボルトを緩めます。
ブレーキホース外せます。
フルード少しだけ漏れます。
桶で受けます。
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タイヤ側のこのボルト(赤矢印)外します。
ブレーキホース外せます。
新品のブレーキホースに交換します。
リアはシンプルですしワッシャーとか無いので、注意事項の類いは何もないです。
これにてブレーキホースの交換完了。
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摘出したブレーキホースとフルード。
フルードはブレーキホースを外したときに漏れた量だけでなく、シリンダーから意図的に抜き取れるだけ抜き取った分も含むです。
フルードの色見るとガッツリ汚れてました。
新品は無色透明。
因みにフルード内に沈殿しているスラッジみたいなのは、ケーブル外し作業中にこぼれ落ちたホコリとかドロとかです。
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外したブレーキホースに亀裂や劣化は見られなかったけど、一本のホースエンドがなんか錆びてた、、、
変え時だったかもですね。
長々続いたので、フルード交換編は次回ということで。
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