エンジンマウントブッシュ交換・考察編
1
ついにこの時がきました!
エンジンマウントブッシュ交換。
エンジンルームバタバタ音対策のクライマックス。
マフラー関連ブッシュ交換、エンジンロールストッパー交換を経て、ついに立ち向かう時が来たです!
直近のブログをお読み頂いていた方は薄々お気付きかもですが、こいつと戦ってました。
いや、もう、エラい目にあいました。
正直、二度とやりたくないです。
2
とは言えですよ、上の画像見て下さい。
エンジン側のブッシュなんですけど、ブチ切れてて「瀕死のガリア人」状態。
恐らく誰もが避けて通れない通過点では無いでしょうか?
そうは言ってもなかなかの重整備の印象もありますし、ショップなりディーラーなりにお願いするにしても結構な金額を想定せざるを得ないので、「自分でやるか」的な発想もあるかもです。
僕のおすすめとしては正直に言ってショップ丸投げが一番です。
費用の問題じゃあ無いっす。
失敗した時のリスク半端無いっすよ(笑)
作業を終えて振り返って思うに、エンジンマウントブッシュ交換はぶっちゃけ結構簡単作業です。
言ってる事とやってた事違くね?
はい。
ご指摘の通りです。
アイのエンジンマウントブッシュはかなり親切設計で、手順さえ間違えなければ、どなたか様も仰ってる通り2時間もあれば作業完了しそうです。
が、失敗した時にリカバーできるかどうか?が重要ポイントです。
さすがにエンジン部ですんで、ホイホイと外したり付けたりできませんし、ましてや自力で持ち上げたり動かしたりできません。
この「リカバー」に覚悟と自信がある方は自前交換は有りですね。
あと、リカバーの内容にもよりますが様々な工具が手持ちに有るのも結構重要です。
いざという時に何でも出でくるぐらいでないと途方に暮れます。
あくまでもしくじった場合の話ですが。
3
僕はマウント構造を解っているようでよくわからないまま作業を開始したですが、これが大失敗の元でした。
なので失敗を僕なりに振り返って解説させて頂きます。
とは言え、終始作業を正確に遂行できていないので、想定を多く含みます。
間違ってる事ありましたら遠慮なくご指摘願います。
僕は多分二度とやらないですが、これから作業される方が僕のような失敗をして四苦八苦することがないようにしたいものですので。
4
ざっくりですが、マウント構造の共有です。
エンジンルーム覗くと手に取るように確認できるマウントブッシュ。
「マウント」という言葉に惑わされてはいけません。
エンジンはブッシュ部から吊り下げられてます。
※上の画像
5
ブッシュ部の交換は、吊り下げられているエンジン部を「下ろす」事で可能になります。
ブッシュ部からは各3本のボルトが生えていて、その3本のボルトをエンジン部に通し、ナットで締め上げ固定してあるだけです。
なので、3本のボルトにあるナットを外すとエンジン部とマウント部を分離できます。
6
ナットを完全に外すとブッシュ部がエンジン部から開放されます。
この状態になるとブッシュ部を簡単に取り外す事が可能となり、また、新しいブッシュ部を嵌め込むことができるようになります。
エンジンを下ろすと、上の画像の通りブッシュ部を交換するクリアランスが余裕で発生しますので心配いらないです。
あとはエンジン部を「上げる」だけです。
めっちゃ簡単(笑)
僕の失敗の始まりは、この簡単構造を理解できていなかった事に起因します。
ポイントは「エンジン下げる時にビビったら負け」です。
ええ、僕はビビってしまって、外してはいけないタイミングでブッシュ部を外しちゃったんです。
そして地獄のパズルゲーム開始となってしまいました。
上の画像にある通り、エンジンを図の状態まで下ろして大丈夫なのか?が不安を煽りました。
多分大丈夫だと思いますし、そこまで降ろさないと駄目なんだと思います。
やってませんが(笑)
7
誰もが不思議に思うと思われるブッシュ部から生えているボルト。
それぞれ一本だけ長さが違います。
更には長いボルト同士も長さが違います。
僕なりの解釈ですが、エンジンを下ろす時、エンジンが不用意にズレたりしないようにこの長いボルトに沿って下ろすガイドの役割なのではないか?と。
エンジン上げる時も同様の役割かな?と。
僕はこの長いボルトからエンジン部が抜けるのを待てなかったんですよね。
左右とも短いボルトが抜けた時点でブッシュを外しちゃったんです。
結構ゴニョゴニョやりながら。
外せちゃうんですよ、ある程度エンジン部下ろすと。
んでもって、知らぬ間にエンジン部が美しく下がるのを阻止してしまって、位置ズレしてしまいました。
いや、もう、ホントに地獄でしたよ。
だってズレて落ちたエンジンを、元位置に戻しながら上げるとか、どうやったらいいか想像もつかなかったですんで。
経験から言います。
エンジン部「重い」ですよ〜!
雑に一言で言うと、手で動かしましたけどね(笑)
8
上の画像は、にっちもさっちもいかなくなって一旦作業を放り投げたの図です(笑)
梅雨明けしてからの作業で良かったです。
この状態で一週間放ったらかしでしたので。
てことで、次回から実践編です。
書く僕も、読む方々も船酔いするかもしれません。
そのくらいハチャメチャな整備手帳になるはずです。
ご興味があれば是非!
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