CRADLE RMS504
さて、アンプによってはフィルターの後
もう一段増幅したりする場合(ダーリントン回路)もあるのですが
大体、そのまま出力段(青い部分)に入っていきます
ここでのチューニングとしては
出力トランジスターの交換とか考えがちですが
個人の場合は、考えないほうが良いと思います
というのは、ほとんどのカーオーディオの場合
コンプリメンタリー出力方式を採っており
(NPN,PNPトランジスターを組み合わせて使う)
その特性を合わせるためには
かなりの数のトランジスターをチェックして
特性を合わせて
使える物を選別する必要があります。
(でないと、チューニングダウン)
という事になりかねない (汗^^)
ということで、ここでは出力を、
いかにストレス無く取り出すかという事に
なるかと思います。
音声信号の通り道という事では
出力トランジスターの
エミッター抵抗になるかと思いますが
これを、高品質の物(DALE NSタイプ等)
に変えたりすると効果的です
出力トランジスターの側で0.1~0.2Ω位の
大型の抵抗が多いと思いますが設計によっては、
もう少し大きい値の抵抗を使っている
場合もあります。
ということで、
オリジナルの値を基本にという事で^^
経験的には、ここの抵抗も耐圧を上げたほうが
良い結果が得られると思います。
また、ある意味お金もかかるところです^^
(数使うので^^)
ここの所はメーカーも良いものを使いたくても
お金がかかりすぎるので、使うのを躊躇する部分です^^
以上で、大まかな所の
アンプチューニングは終了という事になります^^。
ここで、今までの流れを読んで来られると、
御気付きかと思いますが
RCAケーブルの交換とか
電源ケーブルの交換とかとあまり
変わらない作業なんですよね、実は^^
ですので、まず大事な事は
ご自信の好みの音が、
どちらの方向を向いているのか?
色んな、ソースを聴いて、
好みのジャンルを、どの様に鳴らしたいのか
という目的がはっきりしている場合に
有効なチューニングだという事が
ご理解頂けると思います。
闇雲に、パーツ交換を施して
音の変化を楽しむだけというのは
お勧めしません^^
生意気言ってすみません^^
気に障ったら、スルーしてください。
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Posted at
2010/10/18 11:17:25