AF67 ドライブベルト交換

原付のベルト交換はネットにある「簡単な作業！」とか「すぐできる」とかな動画を参考にやってみた。が、自分には結構面倒な作業だったので記録を残します。

６本のネジを外したらカバーをとる。

ドライブフェイスの取外し。
ここで凍結。固まった。例の買った「ユニバーサルホルダー」の使い方が謎。結局こっち側では使えなかった。

色々ネットを検索し、L字金具でドライブフェイスのギヤを止める旨を見た。TERZOキャリアパーツにL字に似たような丈夫な金属金具が家にあったのでそれを使ってナットをゆるめて取外しできた。

組付け時にナットをどこまで締めるかわかるよう、マジックで線書いとく。が、この時点でトルクレンチを用意しとくほうが後々良かった。

次にクラッチ部。こっちではユニバーサルホルダーが活躍。やっと使途がわかる。こっち取るのは簡単。

クラッチ外すとドライブベルトが外せる。ヒビは少なかったが、かなりの年月無交換だったので交換。

プーリー側も外して、買っておいた「ホンダ(Honda) 純正部品 ウエイトローラーセット HONDA トゥデイ=1432円」も交換。

ローラーは入れ込む向きがあるらしいので、外したローラーと見比べて同じ形になるように６個とも入れ込む。

外したローラーは汚かったけど酷い偏摩耗はしてなかった。

スライドピース「ホンダ(Honda) 純正部品 HONDA トゥデイ スライドピース TODAY=1170円」も買っていたので元の物から交換。

スライドピースは３か所、ついていた部分と交換するだけで特にむつかしくない。

本命の新しいベルト「HONDA (ホンダ) 純正部品 HONDA トゥデイ 純正ドライブベル TODAY=2495円」を取り付け

クラッチのバネは少し硬いがグイっと寄せてベルトを入れ込んでから嵌めていく。

カバーをつけて、ユニバーサルホルダーつけてからナットを締め込む。

次はベルトを掛けてドライブフェイスの固定。

こっち、大変だった。これのせいで、全部組付け後に試運転、カバー外しナット締め直しカバー嵌めを３回繰り返す羽目に。

理由は初めからトルクレンチ使って締めたらよかったのに、マジックで書いたナットの線を頼りにそこまで回しただけだったから。それが緩かった。
・クラッチ側:39Nm
・プーリー側:59Nm
だそうな。

ちなみにここのナット締めが緩いと、少しの走行で緩んで「バリバリバリバリー」と鳴りだして最後は加速しなくなる。バリバリは、キックペダルのギヤと擦れて鳴く音。

交換後に10Kmくらい試走してくると交換前は55Km/h止まりだった針が60Kmまで行くようになった。気のせい程度に少し走行がスムーズな感じ。

我が家のAF67は56336Km走行。
NS-1が56560Km走行でフレームがサビで折れかかり廃車。

酷使中のAF67、まだ頑張れるかな？