ターボ交換

とうとうターボの交換に手を出してしました。

交換作業は難しくはありませんが、以下の要点を守ることが大切です！

（１）ターボ周りのボルト及びナットは熱害によりひどい錆もしくは焼き付きが発生していることが多いです。そこで以下のことを守りましょう。

・緩める工具には6角のボックスレンチを使用する。
できれば名の知れた有名メーカーが良いです。
・緩める前にCRC-556等の浸透性潤滑スプレーをタップリ吹いて放置しておく。
・緩めている最中にトルクが増加した場合は、一度180°程度締め付け方向に回した後、座面の隙間から浸透性潤滑スプレーをタップリ吹いてしばらく放置する。（無理に緩めるとネジ切ってしまい、取り除くのに苦労します。）
・エキマニ、タービンハウジング、触媒固定に用いているボルト及びナット類は交換時に全て新品にする。
その際には、焼き付き防止剤をネジ部に塗布をおすすめします。

（２）ラジエタとエアコンのコンデンサーが作業の邪魔をしてくれますので、上部と右下のブラケットを外してフリーにしておく。

（３）作業の邪魔になる部品は全て外しておく。
面倒ですが、「急がば回れ」です。

で、ターボを外した状態。

これがノーマルターボ。HT06ですね。
今回はRHF3のハイフロー＋カットバック仕様へ変更します。

こちらが交換するターボです。
すごいカットバックが入っています！
なお、コンプレッサーの画像はネット非公開の様なので自粛。

あとは組み付けて完了です！
なお、高ブースト＆ハイパワーになりますので（110PS狙い）、安全のために○○Kのプラグに交換します。
某メーカーの外資（笑）折れはバイクや車のチューニング世界では有名ですが、なんでそうなるのかな？と思ったら、○○Kと比べて外資（笑）の厚さが半分位しかありません。
それでは折れますよね。

で、セッティングを行いました。
風量的には130PS位まであるとのことでしたが、ターボ以外の補機類はノーマルですので、ピークは110PSを目指し、オーバーシュート1.3kgf/cm^2、常時1.2kgf/cm^2としましたが。。。ノーマルインジェクタ100%開度では1.1kgf/cm^2で既にAF11維持が限界であり、1.2kgf/cm^2では理論空燃比となってしまいました（笑
一般的にノーマルインジェクタ全噴射で100～110PS出ると言われていますので、このブースト圧でノーマルインジェクタ100％とはどれだけ効率が良いターボさんなのでしょうか（笑
パワー的には目標に達していると思いますが、フル加速時増量時に燃料供給が間に合わず、AF13とか叩きますので、大容量インジェクタへ変更します。