ボディ研磨　ルーフ編 ①

昨年から"れくちゃん"のボディ研磨に必要な数々のアイテムを購入してきました。

息子のアクアや奥様のインサイトで自分なりに目指しているレベルでの研磨ができるのか色々と試してみまして、もう少し必要だなと思うアイテムを追加で購入して、" おっ！これなら大丈夫かも… " っという感触を得ました。

鉄粉除去や気になる汚れの除去、飛び石や原因不明のキズなどの補修(これは整備手帳にはアップしてませんが…)も済ませましたので、いよいよ "れくちゃん" の研磨作業を始めることにしました。

仕事との兼ね合いもありますので空いた時間にしか作業ができませんが、研磨で仕上げた後はガラスコーティングを施工するつもりですので、そのためにも妥協しないで隅々まで納得のいく作業をしたいと思っています。

で、かなり難しい問題を抱えているルーフからです。
画像では分からないのですが、目視では光のあたり具合でかなりの数のウォータースポットが潜んでいるのが確認できます。
これは購入した時からあったものでキーパーさんでダイヤモンドキーパーを施工した時に軽く研磨をしていただいてますが取りきれなかったものです。

そして…

お天気の良い日にお日さまの光で反射して見えてくる微細な洗車キズです。

研磨する時にルーフの中央が真上から見下ろせるくらいでないと仕上がり状態が判別できませんので、折り畳み式のハシゴを足場として用意しました。
念のためボディ側を養生してありますが重くて安定感もありますので倒れることは無いと思います。
そして、片足は車内に突っ込んで作業しますのでウィンドウは全開です

コンパウンドの粉が車内に入り込みますのでシートに毛布をかけておきました。

息子のアクアを研磨した時に分かったことですが、コンパウンドの研磨では塗装面のクリア層にまで侵入しているウォータースポットを除去するには、研磨力の強いシングルアクションポリッシャーとハードバフの組み合わせで研磨してもかなり困難で時間のかかる作業になりますので、京セラさんのRSE-1250ダブルアクションポリッシャーにコバックスさんのスーパーバフレックスK-3000を装着して塗装面を空研ぎして削っていきます。

クリア層の表面の薄皮を1枚剥がすようなイメージでルーフ全体を研磨していくと…

大きいものから小さいものまでかなりの数のウォータースポットが浮き出てきました。
こんなにもあったのかとちょっとびっくりしました。

研磨していくとバフレックスにクリア塗装の粉が付着して目詰まりしますので、時々はたいて粉取りをします。

K-3000である程度磨いた状態です。
まだまだウォータースポットが取りきれませんので…

あまり使いたくはなかったのですが、もう少し粗めに削るK-2000で磨いてみると…

ウォータースポットがかなり除去できてきましたのでK-2000での研磨はこのくらいにして、ザラついた研磨面をK-2500、K-3000の順で研磨して塗装肌を整えていきます。

ウォータースポットの跡がほとんど見えなくなりましたが塗装面は映り込みも無くザラッとしています。。

この状態から鏡面仕上げにまで研磨できるのか？って感じですが…

②へ 続きます。