ボディ研磨　ルーフ編 ②

コバックスさんのスーパーバフレックスで空研ぎしてルーフ全体が曇った状態になっていますので、ここからはコンパウンドによる研磨作業になります。

京セラさんのRSE-1250ダブルアクションポリッシャーにクリスタルプロセスさんのロングウールバフを装着して、コンパウンドはクリスタルプロセスさんの一発鏡面ハードで研磨していきます。

まずは試しに研磨してみて、ウォータースポットの跡が目立つようであればもう一度空研ぎをしなければなりませんので、ウォータースポットが密集していた箇所を研磨してみたところ気になるような跡も無かったのでルーフ全体の研磨をすることにしました。
1回の研磨の範囲はルーフの1/8ぐらいを目安にして、最初は低速でコンパウンドを研磨する範囲に馴染ませてから中速で磨いて高速で仕上げるように研磨していきます。

2～3回ほど研磨するとコンパウンドの粉がウールバフに入り込んで毛も束になって研磨力にも影響してきますので…

ワイヤーブラシで毛先を整えて、トルネードエアブローでコンパウンドの粉を吹き飛ばしてふわふわのバフに戻します。

一発鏡面ハードでの研磨のあとは、クリスタルプロセスさんの高密度ウールバフに付け替えて一発鏡面匠を使って研磨します。

そして、一発鏡面匠でも仕上がりとしては充分ですが、さらにその上の鏡面に仕上げるためにクリスタルプロセスさんのテーパーウレタンバフを装着して一発鏡面極で仕上げ研磨をします。

ツルんとした鏡面に仕上がりました！
樹木の葉っぱ一枚一枚がくっきりと映り込んでいます。

念のためワークライトを照らして研磨ムラや磨き残しがないか確認しておきます。

"れくちゃん"をすっぴんのままにしておくわけにはいきませんので、ガラスコーティングを施工するまではクリスタルプロセスさんの傷埋めコーティング剤を塗っておくことにしました。

艶々ピカピカでイイ感じになりました。

まずは、今回のボディ研磨での最大の難関を突破できてちょっとホッとしています。

他の箇所の研磨も頑張っちゃおうと思います。