スーパーフォーミュラ、フォーミュラE、 F1と続いて、ついにスーパーGTの開幕です!
今年は、予選方式が変わったり、ドライバーの移籍が多かったり、ホンダが500クラスをNSX-GTからシビックタイプR-GTにスイッチしたり、レースクイーンの名称が変更になったりと話題が盛りだくさんのスタートでした。
開幕戦は岡山国際サーキット。
当然行けるはずもなく、今年も横浜日産ギャラリーホールのパブリックビューイングでお世話になります。
いつもなら、受付時間には日産ギャラリーに到着しているところですが、昨年の経験と私的な事情により、レーススタートの20分前に到着。
それでも余裕。
予選で日産勢が下位に沈んだからではなく、去年もこんな感じ。コロナ禍では、定員が100名だったので満席の時もありましたが、今は600人キャパなので席を選ばなければいい席で座って見られます。
もちろん無料です。
こちらのホールだけでなく、クルマを展示してあるギャラリーでも大スクリーンでJスポーツの映像を流しています。立見ならいつでもOK。
ホールでは生解説付き。今回のゲスト解説者は、影山正美氏。いつもの小倉茂徳氏。影山氏は日産のワークドライバーとして活躍された方。小倉氏は、ただのレースオタクだと思っていたら(失礼!)ホンダのF1広報もやられ、スーパーフォーミュラのオフィシャルコメンテーター、アメリカのSAEの会員でもあったすごい方でした。
スーパーGTは、1台のマシンを2人のドライバーで走ります。
今年は、予選方式が大きく変わりました。昨年まではノックアウト方式で、Q1(1次予選)で上位にならないと、Q2(2次予選)に進めませんでした。1人が頑張り損ねるともう1人は予選をさせてもらえないということ。
今年は、Q1、Q2全員走ってその合計タイムで競うというもの。2人の頑張りがそのまま結果になるというシビアなものになりました。
さらにその予選で使ったタイヤを決勝スタート時に使うことになりました。タイヤ戦略が変わりそうです。
もう一つのトピックがシビックタイプR-GTデビュー。
こちらは、ホンダサンクスデーにて。
シビックもノーマルでも庶民には高くて買えませんが、ちょっと違う気が‥。GT500クラスは夢が欲しいですね。GT500のマシンは市販車とは、構造もパーツも全く別物ではあることは分かっているのですが。
少し前までは、NSX、GT-R、LCとGT500クラスは国産スーパーカーの競演だったんですが。今やGT300クラスにNSX、GT-R、LCが走っている状態です。
ホンダは約10年前、初代NSXが生産終了した時に、HSV-010という市販車前提で市販されなかった専用マシンを走らせたことがありました。
ホンダコレクションホールにて。
各メーカーの販売戦略によりますが、レースに使える車がないと辛いものがあります。
レースクイーンは、名称が「レースアンバサダー」になりました。
スーパーGTの規定で、スポンサー企業ロゴの入ったコスチューム等を着用し、大会会場でプロモーション活動に従事する「女性」を「レースクイーン」と規定していましたが、従事する「女性」を「者」に変えて「レースアンバサダー」に変えました。
これでレースアンバサダーに性別の制限はなくなりました。
事実、モリゾーさんのチームに韓国人男性モデルのアンバサダーが登場しましたよ。増えるかどうかは微妙ですが、F1のように廃止されるよりも別の形で存続していく規定としたのは大きいです。
レースの方は、序盤から黄旗が出る荒れる展開‥と思いきや、中盤から落ちつき、GT500クラスは1〜4位までが予選と同じ結果に。
タイヤ戦略も大幅には変わることはありませんでした。
優勝は、36号車auトムスGRスープラ。
シビックタイプR-GTの100号車チームクニミツが3位表彰台。山本尚貴選手が昨年の怪我から復帰してのレースだったので安堵しました。
GT300クラスは、2号車muta Racing GR86 。タイヤ無交換の作戦に出たチームもありましたが、2号車以外は成功しなかったようです。
ただレース後にタイヤ交換作業でのペナルティ対象行為があったのではないかとXで取り上げられ、ネット上はザワついています。
帰路、日産ギャラリーを出て思ったのが、人の流れが変わったこと。
日産本社近くに出来たKアリーナホール。
コンサートがあったためか通る人が格段に増えました。
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2024/04/16 12:58:22