TANABE GT FUNTORIDE SPRING  

GR(G's)の純正足回りで３カ月くらい攻めてみましたが、ミニバンとしては十分完成されてて足回りチューンは不要と思ってました。
クルマを購入してから３カ月も経つと外から眺める機会も増え、やはり車高が高い（ゲンコツ横入り）が気になって仕方が無く、なるべく純正の足回りを変えないで済む形で近しいバネレートのローサスを入れることにしました。

みんカラの皆様も同じ課題を抱えていたことが判り、TANABEからG's専用のスプリングが出ているという事で、G's純正のバネレートがフロント1.6倍、リア1.3倍という情報から、おそらく純正に近しいバネレートだろうと結論に至り購入。
他のメーカーは、柔らか過ぎだったり、極端に硬かったり、近しいのは、TANABEのGT FUNTORIDE一択だった様に思えます。
※GF210も同じバネレートでしたが、もうTANABEのラインナップに無いです。
※TANABE公式WEBでは、GR対応とは一言も書かれてませんが問題なく装着でき、悪影響も出ていません。


<実際入れてみたインプレッション>
みんカラの皆さんが言う通り、『若干マイルド』な印象です。
攻めた時の特性は変わりませんが、「ソフト」では無く「マイルド」なんです。
G's純正の場合、最後の最後まで力強く突き上げてくる感じがありますが、FUNTORIDEだと、突き上げ方が後半マイルドに収束します。
スプリング本体も純正ほどサスペンション構造にスプリングを圧入しているわけではなく、車高を落とすためのTANABE独自のローレート部分も影響し、突き上げ特性をマイルドにしている印象です。
これにより、突き上げでバネが伸びきるまで力強く押し戻す純正独特の強さが抑え込まれています。
結果として、突き上げ初動とコーナー時の踏ん張り方は、純正のG'sと変わらないため、G's足として走りに影響は無いと感じています。

肝心の車高としては、カタログ通り、フロント27mm、リア30mmくらい下がり、指２本分のクリアランスとなりました。
車高調とかに比べ、ペタペタに下がってませんが、まぁ、これくらいが実用的でかつ、自然な形状に思え、車高を落としたい想いを十分に満足させてくれました。

ちなみにドライブポジションも思った以上に下がったことを実感するくらい視界が低くなります。これは、ちょっと意外な変化でした。

ただ、何よりも安上がりでアライメントや錆止め加工などの工賃を含めてもおつりが返ってくる感じが良いですね。

ちなみにフロントリップ(SilkBlazeTypeS)がついてますが、地面とのクリアランスが120mmとなり、さすがに擦る機会が増えました。
そこは、エアロガード２が頑張ってくれて本体に傷はついていませんｗ

G's足を大事に残したく、車高を落としたい方には、是非、オススメなパーツです。
ご参考になれば幸いです。