panda DRL有効化 (回路追加)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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コーディングでDRL機能を復活させた事例もありますが、コーディングの機材の調達は、ハードルが高そうです。車輛既存配線を傷つけることなく、ハード的にDRLを復活させられそうなことに気づき、トライしてみました。
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結線図です。
サイドライトに接続される配線の間に、コネクタ接続で回路を挿入します。車輛側の配線をカットする必要はありません。
車輛側からのサイドライトの電源は、D1を経由して、リレーコイルに供給されます。パルス波形を平滑化するために、リレーコイルとパラに1000uFの電解コンデンサを接続します。これにより、リレーが正常に動作します。実際に確認したところ、リレーコイルの電圧は10.7V(車輛のバッテリー電圧は12.1V)でした。
D2により、リレーコイルの電源が遮断された際に発生する逆起電力のキャンセルさせ、電解コンデンサを保護します。
ヘッドライト・フォグライトOFF時は、サイドライト電源は0Vなので、サイドライトはIG電源に接続。ライトON時はサイドライト電源にパルス波の電圧がかかり、リレーが動作してIG電源からパルス波の電源に切り替わります。
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部材のリストです。
AMONの部品は、オートバックスやホームセンターよりも、AmazonやYodobashiで購入したほうが安く購入できます。
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AMONのコンパクトリレーのチューブを取り、この基盤に部品を取り付け、コネクタからの配線をはんだ付けします。
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写真は、基板のはんだ面です。こちらにもダイオードをはんだ付けしています。
部品、配線のはんだ付け後、シリコーン
補修材を基板に塗布して配線の固定、防水をします。さらにその上から、熱収縮チューブ(オーム電機Φ20)をかぶせ、ドライヤーで収縮させた後、エポキシ接着剤で隙間を埋めます。
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IG電源は、エンジンルーム内のヒューズボックス、「F87 バックランプ 定格5A」から取り出します。電線は、ヒューズボックスの上のカバーを外して(写真ではカバーが被った状態)引き出し、左右のサイドライトまで、他の配線に沿わせて取り付けます。電線は、AMONの配線チューブで保護します。
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これが、IG電源取り出しに使用した部品です。この部品は、ヒューズを2個刺して使うようになっています。ひとつは車両側の元の回路用のヒューズ、もうひとつは取り出し電源用のヒューズです。今回のケースでは、元の回路にヒューズが刺さっていなかったので、電源取り出し用のヒューズだけを取り付けます。
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サイドライトと車輛側からきているコネクタの間に、作成したユニットを挿入、IG電源を接続して完了です。
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