A8オーナーにも多数関係すると思われる、アウディの4リッターV8TFSIエンジンの不具合の件で進展があったのでブログに書いておきます。
ターボへのオイル循環経路が詰まり、潤滑不良でターボが破損(エンジンは停止)する持病について、とうとう日本でもリコールが発表されました。
Audi S6 / RS 6 / S7 / RS 7 / A8 / A8L / S8 / S8 plus オイルストレーナーの改修
リコール届出番号 外-3466 リコール届出日 2022年 9月 1日
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
ターボチャージャーへのオイル供給ラインに取り付けられているオイルストレーナーにおいて、当該ストレーナーのメッシュサイズが小さすぎるため、オイルストレーナーにオイルの沈殿物が付着することがあります。長期間、車両を使用することにより沈殿物が増加すると、オイルストレーナーがつまり、ターボチャージャーへ十分なオイルを供給できなくなり、最悪の場合、エンジンの出力低下やエンジンが停止するおそれがあります。
改善措置の内容
全車両、当該オイルストレーナーを対策品と交換します。また、ターボチャージャーを点検し、必要であれば新品と交換します。
本件、だいぶ前から世界中のV8TFSIエンジン車のオーナー間で問題になっていて、アメリカでは2022年3月末にリコールが発表されてました。
Audi Recalls 2014-2017 A8, S6, S7, S8 and RS7 Models Over Possible Turbo Failure
オーナーの元にはこれからディーラーから案内が来ると思います、これまで無事だった方はよかったですね。私もこの問題は知っていたので、走行距離は無関係に年3回はオイル交換してましたが、そろそろ4万キロになるので専門業者で問題のストレーナーを交換か取り外しちゃうつもりでした。そんなタイミングでアメリカでのリコールがあったので、ひやひやしながら引っ張ってきました。いやー、本当によかったです。
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Posted at
2022/09/03 17:27:05