フロントロアアームの交換

キャンバー角変更のため、フロントのロアアームを調整式に交換します。
商品はメーガンレーシングの『フロントロアキャンバーアーム　MRC-BM-0524』です。

はじめにアルミ製のアンダーパネルを外します。
黒い六角ネジ→外周のボルト→中央部のボルトの順に外すと作業し易いと思います。
さすがのアルミ製で、見た目と異なり片手で支えることの出来る軽さです。

本当にアルミだらけだなぁ〜などと感心しながら、六角ネジを外しまくり、矢印の部分のカバーを外します。

先にナックル側を固定しているロックナットを外した後で、ボディ側と接続しているボルトを外すと、アームを取り出せます。

ロアアームを入れ替え、ボディ側のボルトを固定します。
次にナックル側のボルトを固定します。
なお、矢印の部分のカバーですが、作業の時だけフロント側にクルッと回してどけておけば、取り外す必要はありません。

青いアームがレーシーな感じです！

ここまでの作業の中身は思ったよりも単純で、あとはカバー類を取り外した時とは逆の順に元に戻すだけです。

しかしこの先が問題で…
キャンバー角3°を目指してアライメントを調整するのですが、タイロッドとの関係もあり、自由度が高すぎるが故になかなか決まらず😓
写真を撮る余裕の無いほど、動かす→測る→調整する→動かす→測る…を繰り返すこととなりました💦

そして出来上がったのがこちらです。
ふぅ…やっと終わった！
まぁまぁイイんではないかい？✨

と思っていたんですが、ステアリングを目一杯切ると違和感…と言うよりも異音？

なんと！

①キャンバー角をつけるためにロアアームを延長→②キャスター角の影響で車輪が前方に移動→③ハンドルを切るとタイヤがカバーに干渉
…という、絵に描いたような失敗をしたことが判明しました💦
ロアアームだけでキャンバー角を変えるのは無理があるようです。

ちなみに、キャンバー角を合わせた後で前後輪の距離を測ったところ、左右でピタッと一致したあたり、造りの正確性に驚きました。
そこは、さすがのM❗️

感心している場合では無いので、とりあえずスペーサーを外し、干渉を減らしましたが、寝てしまったキャスターを起こさないと根本的な解決にはなりません。

雰囲気は良いんですけどねぇ😢
あとは、①ロアアームを短縮、②テンションロッドを延長、③調整式ピロアッパー付き車高調に変更、④素直に純正戻し　の4択かなぁ
うーん🤔色々と悩んでみます💦

整備ならぬ失敗例の投稿でしたが、反面教師としてご参考になれば幸いです🙇‍♂️