またまたご無沙汰しております。最近MT車禁断症状で膝がカクカクしているASKです。
割と末期症状でスンマセン。
ネタ的には少々古くなってしまうのですが、166のワイパーがブッ壊れて修理した時のレポでも書こうかと思います。
2週間前の日曜日、雨の降る中166を運転していると突如としてワイパーが動かなくなりました。
当初はスイッチ(ワイパーレバー)の接点不良かな?と思って連射したりしてみたのですが全く反応がありません。
しょうがないのでヒューズボックスを確認してみると、見事にワイパーのヒューズ(25Aもあったことに驚きました)がぶっ飛んでいました(笑)
ヒューズの飛び方にも2種類あり、じわじわとオーバーロードになった「溶断」とショートして突入電流の流れた「瞬断」があるのですが、ガッツリと派手に飛び、ヒューズケースまで焦げている状態から判断して明らかに後者のショートです!
こういう場合は工具もない出先でジタバタしても始まらないので、JAFに運んでもらおうかなーと思って連絡してみると
「今からだとレスキューに1時間半くらいかかって、最寄りのサービスがあるアルファディーラーまで20kmくらいありますね」
と言われ、1時間半も待つのがメンドクサイのと積載に払うお金がないので必殺ワイパーレス走行を決意します(笑
「ポンコツグルマに乗り慣れているので、気合で“くわっ!”と見れば多分大丈夫です」
という意味不明の回答をJAFにして、とりあえずアルファの工場を目指します。
そこそこの雨の中でも自分一人ならとりあえずなんとか運転できるのですが、片側3車線道路などのカーブではハンドルの切り始めが速度に対して遅いから、結果的に曲がり始めてから怖くなってハンドルを切りすぎてインを割ってくる人が必ずいるので、結構スリリングな低速走行を満喫出来ました(笑
アルファの工場についてサービスに状況を説明すると
「故障箇所を特定しないと断言できないのですが、モーターが原因だった場合はモーターがリンケージとASSYになっているので7万くらいですね」
と目の玉が飛び出たあとに左右入れ替わって戻っちゃいそうな回答をいただいたので
「自分で修理します!」
と二等兵の様に即答し、そそくさとディーラーを後にしました。やはり僕の様な貧乏人はセレブ感の漂う外車ディーラーには行ってはいけないようです。
早速、何時もの様に得意のヤフオクで解体パーツを探し、‘ワイパーモーター(動作チェック済み)’をソッコーで落札します。
翌週の土曜日、早速修理に取り掛かったのですがあいにくの雨。かなりテンション低めにダラダラと修理を開始します。
今回の様な電装系のトラブルの場合、トラブった機器そのものが壊れているケースと、途中のリレーやハーネスがショートしている場合の2種類が考えられます。
本来はテスターで配線を追いかけて判断するのが正攻法なのですが、僕は電気系エンジニアの分際で仕事以外ではテスターとかを使うのが超めんどくさく感じるダメ人間なので一番手っ取り早い方法で故障箇所を特定します。
それはまず、故障していたモーター(機器)を取り外し、その状態で新しいヒューズに交換してスイッチを入れてみることです。
この状態でヒューズが飛ぶようでしたらリレーかハーネスが原因のショートです。新しいモーターに取り替えてもソッコーで壊してしまう可能性があるので回路をチェックしないといけません。大丈夫だったら純粋にモーターの故障です。
今回の場合はモーターの故障だったので安心して交換できました。修理代送料込で5000円です。なんかすごくしっくりきたのでやはりディーラーは僕には無理なようです(笑
ちなみにショートした原因としては、故障したモーターをバラしてみると中でモーターの軸が触れてしまい、ケースとブラシが接触してしまってショートしてしまったようです(写真2枚目)
まぁ、この瞬間がイタリアンクォリティーなのですがそんなものは修理すればいいだけなので気にしてはいけません。クルマそのものがつまらない方が遥かに致命的エラーです。
オチとしては修理が終わって工具箱(約30kg)を持ち上げたはずみで腰がブローしました(汗
現在もブロー中で立ったり座ったりが結構きついです(笑
※写真がピンボケでスンマセン
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メンテ | 日記
Posted at
2011/06/04 12:39:21