ガラス修復工事
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<2023.05.15~18>
ガラス修復工事
購入したときから気になっていたフロントガラスのキズ。
ワイパー傷だけでなく過去に酸性のウロコ取り剤などで、ガラス表面も溶けたりしているようだ。透明だが昼間でも曇ったシミのようなものが見える。
このようなLEDの点光源なども、1本1本が全部タテにのびて視界を塞ごうとする。昼でも夜でも、こんな感じの視界。
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昼間は太陽、夜間は前車のテールランプから街灯や対向車のライトなど、光るものが何もかも視界の妨げになる。
光源がなくても、ガラス全体が薄く曇った感じで、ところどころに透明なシミもあるからだ。
雨の日の夜などは本当に見えにくいし危険でもあり、納得して任せられるガラス修復業者を全国さがした。
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webで日本中を検索し、真にガッツ溢れるガラス屋さんを発見。
ただし近所ではなく、片道約1200kmほど離れた、福岡の博多。
さっそく往復のフェリー、ホテル、ガラス屋さんの予約を取り、車をオーディオ工事から引き取った翌日すぐに、横須賀港へと向かう。
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誘導に従い、乗船口に向けて通路を進む。
点光源があると、こうして必ず光がのびて視界を邪魔する。
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こういった暗いところを走るときに視界が悪いと、実はカナリ怖い。
タテにのびた光のカゲに、もし誘導員とか人が立っていたら絶対に見えない。
ガラスを直しに行くまえに、人を轢いたら絶対イヤだ。恐る恐る、誘導に従い進む。
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私の車が最後の乗船となり、降りるときは最初の下船となる。最低地上高が低いためこんな順番になるようだ。
海上移動の所要時間は、約21時間。全行程のほとんどで携帯電波は圏外だが、船内にネット環境はない。
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こちらがそのガッツ溢れる博多のワカシマオートガラス。
「よそで断られたキズ、弊社は諦めません」
「中途半端な研磨をするわけにいきません。バリバリいきます」
そういう前向き・前のめりな仕事姿勢に、とても好感を持った。
詳しくは店舗HPのブログをどうぞ。
https://www.wakashima.com/window-kenma/
引き取りのときに話をしていて分かったがブログを書いてるエスさんが、じきじきに「バリバリ」研磨していただいた。(^^)">
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帰りのフェリー乗船待ちの間に、運転席から撮影。もう光がアチコチにのびていないことを確認でき、ようやく安堵した。
車齢17年になる車だが、フロントガラスのシーリングが紫外線や経年で傷んでいない所が気にいって、購入を決めた車だった。
せっかくのそれを安易に切ってガラス交換したくはなかった。いつかは交換する必要が生じるかもしれないが、少なくとも今はまだ。
初めてのフロントガラス全面研磨は、まず成功と思ってよいだろう。フェリーで博多まで、わざわざ行った甲斐があった。
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こんな地味だが重要な修復を地道に続けることで本来の姿を取り戻していく。しかし修復が終わっても終わらなくても、今度は際限のない日常メンテが並行して始まっていく。車はいつも完調で乗りたいからだ。
中古車の初期化なんて酔狂としか言いようがなく、正直こんなことを道楽でやる身分でもないのに〜という自覚もあるのだが、性分というものは全く始末が悪い。とても手に負えない業の深さを思い知る。
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<2023.05.20追記>
作業期間:5/15(月)〜18(日):4日間
ガラス研磨 3.3万
フェリー往復 8.8万
ホテル宿泊 1.0万
その他雑費 0.9万
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Total:140,000(税込)
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