小ネタ　クラッチワイヤーブラケット移設

ノーマルの場合、ブレーキホースやクラッチワイヤーはブラケットで噛み込みや引っ掛かりを防止しています。
が、しかし。
トリプルを社外品に交換するとブラケットが付けられなくなります。仮にトリプルに穴を開ける等の加工して付けたとしても、折角の社外品なのにデザインが損なわれてカッコ悪いですよね…
そこで、ちょっとした加工でデザインを損なわずスッキリと、且つ噛み込みや引っ掛かりを防止します。

いきなり加工済みの写真ですが。
左のネックカバーにこんな感じで切り込み…と言うか角穴を開けます。位置は締付け穴の延長線上。ネックカバーは外さなくても加工出来ますが、フレームにキズを付ける恐れがあります。キズを付けてしまったらタッチペン等で錆防止をしましょう。キズを付けるのに抵抗がある方は外した方が良いです。ただ、タンクを降ろさなければならないので手間が掛かります。タンクを降ろす方法は"純正タンク錆取り編"を参照下さい。因みに私は外さずにリューターで加工しました。

で、開けた穴に純正のブラケットを差込みネックカバーのボルトで共締めします。ボルトはM6でブラケットの穴はM8ですが問題ありません。

正面から見るとこんな感じです。
スッキリと収まり噛み込みや引っ掛かりも防止出来たので終了。

因みに…
加工に抵抗がある方や自信がない方はこんな風にネックカバーの上からボルトで共締めする方法もあります。スッキリ感は薄れますがネックカバーと同色に塗れば目立たなくなると思います。