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宇摩志阿斯訶備比古遅のブログ一覧

2024年04月29日 イイね!

バッテリーを科学する。

バッテリーを科学する。e-PowerのHVシステムは、シリーズハイブリッド。リチウムイオンバッテリーを搭載しています。しかし、バッテリー容量があきらかに少ないと思います。モーター能力には不満は無いのですが、バッテリー容量には不満です。2t近い車体を動かすとすぐに電流不足でエンジンが掛かってしまいます。特に長い登り坂では、エンジンは唸りっぱなし、燃費も思ったほど良くありません。やはり、このクラスはパラレルハイブリッドの方が相性が良いです。
これだけ充放電を繰り返していると、リチウムイオンバッテリーの状態が気になるところです。
そこでスキャンツールでデータモニターを覗いてみました。



HVバッテリー電圧が352Vあります。直流で蓄えています。補機バッテリーの充電は減圧して行います。



各セルごとのSOC値。メーター読みでは半分くらいを表示していたので、まずまず合っています。SOC値は、高くても80%くらいになるようHVバッテリーECUが制御します。リチウムイオンバッテリーはフル充電しません。バッテリーの劣化を防ぐためです。



インバータ入力が352V。HVバッテリーの電圧と同じです。名前は、インバータですが、おそらく直流352Vを、DCコンバータで750V程度に昇圧して、DC-ACインバータで交流に変換して、駆動モーターに供給してるものと思います。
交流モーターは、二つあります。エンジン直結モーターとミッション直結モーターです。
前者は、バッテリーSOCが低くなるとセルモーターとしてエンジンを始動し、HV-ECUがエンジン回転を決めます。EFI-ECUが命令を受けてエンジン回転制御をします。交流モーターが発電します。ミッション直結モーターに電流を流し駆動力を発生します。モーターECUで、モーター電流を制御します。減速時は、回生発電に変わり、バッテリーECUが充電制御します。HVバッテリーの充電量が所定値になると、充電を止め、エンジンをモータリングさせて余剰電流を消費させます。非常にに複雑な仕組みです。



モーターの状態を確認してみました。目標ジェネレータ回転と実ジェネレータ回転。ECUが決めてる回転数に追従しているかを読み取れます。

HVバッテリーを弄るのは危険なのでしませんが、様々な電装品を沢山つけたり改造したりした時は、補機バッテリーから電源供給をしています。12Vのバッテリーです。鉛電池で、希硫酸に鉛を漬け込んだアレです。製造直後は電解液を注入する事で科学反応で電気が発生します。

実際に運転すると充放電を繰り返しています。
電気を使うと、H₂SO₄(硫酸)とPb(鉛)が反応します。H₂SO₄はH₂O(水)とPbSO₄(硫酸鉛)に変わります。PbSO₄は、電気を通しにくい性質が有り結晶化して極板に張り付きます。サルフェーションと言う現象です。バッテリーの内部抵抗が増える現象です。バッテリー液の比重は、1.280。電気を使う事で、H₂Oが増え比重も低下します。
充電を開始すると、H₂OとPbSO₄は、元のH₂SO₄に戻ります。比重も増えますが、一部戻りきれずPbSO₄とH(水素)になります。この充放電の繰り返しで、電解液が減る事になります。
電解液のレベルが低下し、極板が露出すると要注意です。バッテリー内には水素が発生しているので大きな電流が流れると極板にアークが発生し、バッテリーが爆発する事があります。バッテリーの点検、特にバッテリー液の残量には気を使いましょう。






Posted at 2024/04/29 22:56:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年04月17日 イイね!

価格の割には期待ハズレ。

満足度は50%。
Posted at 2024/04/17 13:46:54 | コメント(0) | クルマレビュー
2024年02月27日 イイね!

箱根へ

箱根へ26日(月)から28日(水)の3日間、箱根に行きました。25日(日)夜出発。この日の箱根は、雪で至るところで通行止めが発生。夜には除雪が進み一部通行止め解除になったとの情報を得て、ウェブカメラで周辺道路を確認しながら出発の可否を決めました。


日曜日の昼間に、箱根が雪予報と聞いていたので、急遽スタッドレスタイヤに履き替えました。
この冬は、ノーマルタイヤ履きっぱなしで、雪道は走る予定が無かったんですが、暖かくなったり、寒くなったりでタイヤ選びも大変です。


夜の間に走って、東名、浜名湖SAで3時間ほど仮眠。夜が明けて走り出し、休憩で止まった由比PA。雪景色の富士山が綺麗です。


沼津で東名高速を降り、朝昼兼用の食事のため沼津港へ。平日なのに、めちゃくちゃ混んでいて駐車場も順番待ち。メインストリートを外れた場所ではあるが、うなぎ屋を見つけたので、そこに入りました。私は、うな重。家内は、ひつまぶし。
2人で7.000円の豪華な昼飯となりました。


宿泊施設に到着。ここで2泊します。箱根の仙石原にある会員制別荘です。明治末期に、大涌谷温泉を仙石原まで引湯したらしいです。
関東の人は、熱海や湯河原、伊東、箱根が定番なんでしょうかね。東京からだと1時間から2時間ていう所でしょうか?
私は関西人なので、定番は白浜や有馬温泉なんでしょうけど近過ぎて行きません。価格も高めですし。少し足を伸ばして、十津川や湯の峰、川湯辺りが定番です。しかし関西圏にも温泉は沢山有りますが、火山が無いのに不思議と温泉が沸くんですね。


翌日、大涌谷に行って来ました。外国人が多いですね。卒業旅行のシーズンも重なり、若い女の子のグループも結構目につきます。観光客でいっぱいです。定番の黒たまごを買って、お土産も買って、早々に次の目的地に向かいます。


次に向かったのが十国峠。ここは、マイナーで外国人は見かけません。観光客の平均年齢も高めです。


山頂までケーブルカーで行くんですが、15分に1本出ていますし、観光客少なめでゆったり乗れます。


熱海に海鮮丼を目当てに来ました。観光客でいっぱいです。目当ての店には駐車場が無く、熱海の中心地で駐車場を探すが満車。諦めて伊東方面に向かいました。昼2時を過ぎたので国道沿いの飲食店に入りました。海鮮丼を諦め、これもこの地方の名物、金目鯛の煮付け定食をいただきました。海鮮丼は、部屋に戻って自炊する事にしました。


天城隧道や浄蓮の滝にも行きたかったのですが、時間的に厳しいので今回はここまでにしました。
宿泊施設に戻る途中、富士山が綺麗で車を止めて記念撮影。


最終日、箱根駅伝の名所を見て回る。小田原中継所、函嶺洞門、宮ノ下、大平台、そしてゴール地点。テレビで見る光景。箱根峠の道の駅に寄って、500km走って家路につきました。






Posted at 2024/02/28 21:33:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年02月12日 イイね!

色々取り付けた部品を一度整理しました。

車検まで1年を切ったので、ここらで棚卸しをします。車検の前に、あらかじめ元に戻すべき箇所をリスト化します。細々した部品は省略します。

まず、購入品部門です。


LEDウインカー、オートパワーウインド、車速連動オートドアロック、シフト連動パーキングブレーキ&ブレーキホールド、シーケンシャルドアミラーウインカー、(エンラージ商事製)


ヘッドアップディスプレイ(世界の中心で、華のように繁栄する国製)、うーん天之御中主神みたい。

この中で、車検アウトなのがシーケンシャルドアミラーウインカー。
保安基準では、内側から外側に流れるよう規定しています。格納すると前から後ろに流れる事になるのでアウトです。


設定で連鎖点灯を禁止して全灯モードに変更出来るので切り替えて受検します。


もう一つグレーなのがシフト連動パーキングブレーキ。この機能の解釈は人によって変わりそうなので、これは整備工場と相談。これを外すのならヘッドアップディスプレイも外します。

次に、自作品部門。


予約ロック(スライドドア閉作動中ドアロックを掛けれる)これはOK。


ワンタッチスライドドアオープンスイッチ(運転席スライドドアスイッチで施錠状態でもロック解除してスライドドアを開ける)これもスルーするでしょう。


ハザードスイッチ照明点滅回路。これもOK。


トラップオートライト(純正オートライトの点灯タイミングを遅らせる)後述。


強制ヘッドライト消灯スイッチ(トラップオートライトを点灯させるスイッチ)後述。


ブレーキインジケータ(ストップランプの状態をモニタリング)これはOK。

この中で、アウトっぽいのがトラップオートライト。


点灯部位を外してノーマル状態に戻す。強制ヘッドライト消灯スイッチも無効化します。

大体、こんなモノなのでリスト化してPCに残します。今後、取り付けるモノもリストに追加します。









Posted at 2024/02/12 16:22:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年02月04日 イイね!

次回の作品は?

最近歳のせいか、したい事が思いつかなくなって来ました。色々と電装品を自作して参りましたが次にしたい事がなかなか思いつきません。
故障診断機を購入するので、ネットでカスタマイズ項目を探していると、思い出しました。
以前、乗ってたSAIには、ウォッシャー連動ワイパーに液垂れ防止機能が有りました。
ウォッシャーに連動してワイパーが数回作動した後、少し時間を置いて、もうひと描きする機能です。なかなか便利だった。

今度は、液垂れ防止機能にチャレンジしてみようと思います。



某メーカーの某車両のワイパー&ウォッシャーの配線図です。C27セレナと同じかは分かりませんが、大体同じようなメカニズムだろうしアイデアが固まったら日産にお願いして配線図を頂きます。

画像は、ワイパー回路の図面ですが、良く見るとワイパースイッチが描かれてない事が分かります。最近の車のボディ電装品は、ほとんどBCMで制御します。ワイパースイッチからCANかLINで信号を送っていて、識別信号に対してBCMが制御します。画像の中にワイパーリレーやワイパーLo.Hiリレーが有りますがBCMのボディー内に内蔵されています。リレーへのアクセス不可と言う事です。



それであれば、リレーにアクセスせず、ワイパーモーターに繋がる配線にアクセスします。
その前に、プログラムを組み立てます。条件付けです。
まず、条件1️⃣ ウォッシャースイッチ信号は取り出せないので、ウォッシャーモーターに電源が入った事を検知させます。ウォッシャー停止も検知します。
次に、条件2️⃣、条件1️⃣の状態からワイパーLo作動している事を検知させます。
次に、条件3️⃣、ワイパーLo動作が終了した事を検知します。
条件3️⃣の状態から、一定時間経過後に短くワイパーモーターLo端子に電源を投入します。短く電源を与えるのがミソです。それをシステムとして作成します。

ワイパーは動き出すと、スイッチをOFFにしても動き続けます。別電源から電源供給を受け回転を続けます。自動停止位置に来ると別電源も遮断されて動作を終えます。この動作の終了を見極め、一定時間経過後にシステムで短く電源をワイパーLo端子に割り込ませます。ワイパー動作のタイミングを条件付けするのです。
PICを使えば簡単なのですが、私には、C言語もアセンブリ言語も分かりません。地道に半導体を並べて、今回もタイマーやオペアンプのお世話になりながら回路図を考えます。未踏の地に足を踏み入れようと思います。



Posted at 2024/02/04 21:25:21 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「価格の割には期待ハズレ。 http://cvw.jp/b/3537207/47660772/
何シテル?   04/17 13:46
宇摩志阿斯訶備比古遅 です。よろしくお願いします。
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