PIVOT スロットルコントローラー 3-DRIVE AC
電子スロットルコントローラーにオートクルーズ機能を追加したモデル。
●スロコンについて
アクセルペダルの踏み加減によるスロットル開閉率を任意で調整できます。
エコモード(5段階調整)・ノーマルモード(未装着時と変わらず)・スポーツモード(7段階調整)の
3つのモードが選択可能。
コントローラーのスイッチでモードを変更するたびにカチカチとリレーの切り替わる音がします。
2つのモードとも、段階を上げていけばノーマルモードとは明らかに加速感が変わるので
確実に体感はできます。
スポーツモードでは軽く踏んだだけで車がグンッと加速するようになり、
エコモードではジワジワゆっくりの加速になります。
それぞれのモードでのスロットル開度変化率はメーカーHP参照。
スポーツモードはアクセルレスポンスが良くなり、
車が速くなったという錯覚に陥りやすいですが、
ベタ踏み時の加速は変わっておらず、
結局はアクセルペダルの遊びだけが減っているようなものなので、
単にアクセルをラフに踏んだのと同じという印象。
低ミュー路やコーナーの立ち上がりでグワッと踏むと、
FF車の場合、フロントタイヤがグリップを失ってドアンダーに陥って
コースアウトしたり事故ったりする原因にもなりかねませんね。
それに対しエコモードでは発進時の加速は本当に緩やかです。
今まで自分がアクセルを踏みすぎているような局面でも
それを矯正してくれるという印象。
そういった意味では無駄な加速を抑制、燃費改善には効果があるのかも。
信号の多い市街地走行・渋滞時、他にもお客さんや壊れ物の荷物を載せている時などは
こちらが適しているようです。
ただ、あまりにトロトロ加速していると後続車に煽られ気味になってしまうのでほどほどにw
カーブの多い山道や一定以上の勾配の上り坂では失速しがちなので、
そういった道が続く場所ではノーマルモードに戻したほうが良さそうです。
エコモードで加速が落ちた分アクセルを踏んでしまうのでは意味が無いですからね。
アクセルの遊びが増えるので、
より細かいアクセルコントロールをしたい局面でもこちらのほうがいいかも。
スロットル開度をいじる事により、
スポーツモードでは低いギアでエンジンを高回転まで引っ張り気味に、
エコモードでは速めに高いギアにシフトして回転を押さえ気味になるようですが、
説明書にも書いてある通り、CVTだとそのあたりの体感は薄いようです。
それとエンジンブレーキの効きにはどちらのモードとも全く変化はありません。
DEデミオスポルトCVTの場合、SSモードとパドルシフトモードという
エンジンのレスポンスを良くする機能が元々搭載されていますが、
これはエンジンの常用回転数を高める事によって車のレスポンスを上げているので
性質が少し違いますね。
ちなみにパドルシフトモード2速でスロコンを最大のSP7にすると、
アクセルの反応が良すぎて逆に運転しづらくなります。
何事もほどほどですね^^;
●オートクルーズ機能について
それを試せるような長い道路をまだ走っていないので、
後日インプレ追加します。
●取付について
車種別ハーネスはカプラーオン、
ブレーキハーネスも別売りですが、こちらもカプラーオンなので取付が楽になります。
車速線を取る場所も説明書に車種別で記載されているので迷う事はありませんでした。
DE5FSデミオ用
車種別ハーネス :TH-2A
ブレーキハーネス :BR-5
私は当初、スロコンを装着する事によって、
アクセルを踏んでから加速するまでのタイムラグも解消されると思い込んでいたのですが、
その点は装着後も全く変わらなかったので、私の認識不足・勘違いだったようです。
電スロではなくオートマ・もしくはCVT特有のラグなのか、
それは仕方がないのかもしれません。
という事で一番気になる点は解消されませんでしたが、
長距離ドライブでも飽きずに走りに変化を持たせられるアイテムとしては
そこそこ楽しめそうです。
近いうちにオートクルーズ機能も試してみます。
関連情報URL:pivotjp.com/product/tha/tha.html
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