NUTEC ZZ-01 5W-35  

ボトムラインとはいえ泣く子も黙る？nutec、言わずと知れたエステル系の化学合成油です。
前JB64ではCastrolのEdgeかMAGNATECHの5W-30がメインでしたが、現JB64は2インチリフトアップして大径タイヤを履いてることもありエンジンを酷使気味なのでZZ-01を入れています。

オイルソムリエではないので確たる事は言えませんが、ZZ-01を入れるとガサツな所が無くなりとにかくスムーズな印象です。エンジンの振動が減った(気がする)・低回転でのエンジン音が小さくなった(気がする)・高回転までスムーズに吹けるようになった(気がする)等の効能がありました。一方で燃費は特に変わらず...まあこれは全く期待していませんでしたが。なお全て直前に使用していたサクラ訳ありオイル5W-30比で、これは典型的なVHVIです。
新油時のフィーリングは上記の通りで、それが3000km位まで続く感じです。そこからZZ-01の新油と交換すると流石に劣化を感じますが、使い続けている間は特に不満を覚えませんでした。
対して、サクラのVHVIは新油のうちはいいのですが、3000kmも走らないうちに何だかタレてきたような感じです。

という訳で性能的には断然ZZ-01に軍配が上がるのですが、問題はコスト。何せZZ-01を1L買うだけのお金を出せば件のサクラのVHVIを4L缶で買えます。R06Aはフィルター交換ありで約3Lのオイルが必要なので、ZZ-01なら1回あたり3倍+αの費用が掛かるわけです。そして幾らZZ-01の方がベースオイルの素性が良いと言っても、サクラのVHVIをキッチリ2～3000kmごとに入れ替えて気分で添加剤でも投入した方がエンジンには良い気がします。
でも「俺はnutecを入れてるんだ」というプラシーボ効果狙いで暫くはZZ-01を使うつもりです。あと紙パックだから捨てやすいので...。