ドア防水フィルム貼り換え（リア）

前回放置した後方ドアの防水フィルムを貼り変えていきます。
古いフィルムは剥がしてあるので
ブチルゴム除去、貼り換えしていきます。

前やった運転席と違い、こちらはブチルゴムがしっかり残っています。
気温プラス3-5°くらいが剥がしやすいですが、きれいに除去はできませんでした。
氷点下だとカチカチすぎてつかめず、暖めるとべたつきます。

プラスチックベラとボロ布で地道に削ります。

またブチルゴムを付けるので、ある程度妥協します。
前回は少し失敗したため、ドアトリムのクリップが入る場所、位置合わせに注意する場所をマーキングしました。

スピーカー左下に水抜き穴があるので、ブチルゴムはこの外側を通るようにします。たぶん内張りに浸水しないようにですね。

位置確認は古いフィルムを使いました。

防水フィルムとドアには上側の左右に位置合わせ用の〇が存在します。最初にここを留めていくことにしますが...

右側がブチルゴムの下に隠れてしまっています。組付けに問題ありませんが、何らかの整備で外した時に完全に見えなくなりそうです。

ヒートガンで暖めてブチルを剥がしました。新しいブチルゴムは被らないよう少し内側を通すことにします。

次に整備するのが自分やディーラー整備士とは限らないですからね。

モノタロウのブチルテープを一周貼り付けました。
前後扉でほぼ一箱分でした。
気温がプラスであればドアの金属面に接着すると思います。

フィルム貼り付け。
右端と左端を先に接着してます。〇印のある場所ですね。
ドアハンドルは本来カッターで穴を空けて貫通させる気がするのですが、最初の組付けに習いフィルム上から通しました。

この方法はフィルムが若干伸びてしまうんですが...フィルム上からヒートガンを当てます。
1-2秒暖めて押さえつければ十分接着できます。

一周接着できました。フロントでおこなったグロメットの処理は行ってませんが、このままトリムを組み付けました。

グロメット部分の処理について...
古いフィルムを観察すると、ネジ先端がそのまま押し込まれたように見えます。
古フィルムにネジを押し付けたところ、うまく貫通することを確認できたのでそのままトリムを組付けています。

フロント側フィルムは巨大で、ブチルのみでは脱落しやすいためグロメットで押さえていたのではないか？
と推測しています。

以上で一連のドアパーツ交換祭りは終了です。
車内で発生していた最後のビビリ音が消え、静粛性が向上しました。