ARISTO 整備備忘録 170 （カーエアコン用冷媒 KENIX HFC-134a充填 ・DIY）

　前回、エアコン冷媒を補充して約2年が経過していたので、冷媒（200g）を充填します。　
　作業は容易ですが、手順や工程を熟知して行って下さい。飽き飽きした買い物ネタくらいしかブログに載せられないレベルのヤカラは注意して下さい。高圧がかかり、負傷するおそれがあります。

※注意　以下の作業はあくまでも個人の作業ですので、この作業が正しいかどうか分かりません。作業の参考にされる時は自己責任でお願いします。当方は関知しません。

　PASSOでも使用し、おそらく新型チャ○コロナウイルス発症国産の“R134a用エアコンガスチャージホース”ですが、仕方なく使用します。

　ツマミのついたバルブは全閉にしておき、予め、エアコンガスチャージホースの反対側に充填する“KENIX カーエアコン用冷媒 HFC-134a”をエアコンガスチャージホースにねじ込んで接続しておきます。

　30分ほどエアコンを最低温度で最大風量状態でアイドリングしてからエンジンを停止し、エアコンラインの“L”マークのあるキャップを外します。このバルブが低圧側ですので、ここにエアコンガスチャージホースを確実に接続します。

“　KENIX カーエアコン用冷媒 HFC-134a”の缶を少し緩めてホース内の空気を抜きます。この工程を失念すると空気が混入します。空気には水分が含有しているのでエアコンの配管内に水分が混入して錆の原因になります。

　エンジンを始動させ、エアコンを先ほどと同様にしてエアコンのコンプレッサーが作動している時にメーターを見ながら指針が安定するのを待ち、数値を読みます。青い範囲内は冷媒ガスは適量らしいですが、少し低いような気がします。

　缶をよく振り、バルブを締めこんでから緩めて冷媒ガスを充填します。しばらくすると、缶自体が冷たくなりますが、手で握って温めながらよく振りながら充填します。
　充填が終了すればバルブを締めて遮断し、エアコンガスチャージホースを取外し、しばらくそのままアイドリングでエアコンの作動を確認して異常がなければ完了です。

　来年で登録から30年を迎える間、一度、エアコンコンプレッサー等をリビルト品へ取替えています。それから若干エアコンの冷えが低下した感覚がありますが、何とかこの夏も乗り切りたいと思います。

総走行距離　116436km