バキューム進角：portedとmanifoldの違い（そして123 tuneの設定）

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123イグニッションの進角カーブをLucas25Dの18GBエンジンハイコンプ向けの設定値にしたものの、バキューム進角の効き方にいまいち納得が行かなかった（1,000rpmのアイドリング時にバキューム進角値が最大の１０°になっている等）のだが、ようやく疑問を解消してくれるチャートを発見。

http://thisoldjeep.fr.yuku.com/reply/7110#.VBlyC0tGkit
に掲載されているチャートで
・ストッロル開度：黄色
・ported vacuum：赤　（キャブのバタフライ前付近の気圧）
・manifold vacuum：青　（バタフライ後、というかインマニの負圧）

です。
チャートの赤と青の一致している箇所、不一致の箇所を見比べるとスロットル開度の低い箇所、つまりweberのDCOEで言うとバタフライが閉じている付近で顕著に差が出ます。

確かにアイドリング時、バタフライがほぼ閉まった状態ですのでインマニ内部では強烈な負圧が発生しております。

Lucasのデスビ25Dのバキューム進角の設定を下記サイトで確認すると、ported、つまりインマニの負圧では無い事が分かります。。。。
http://www.teglerizer.com/mgstuff/advance_curves.htm

うーん、違和感を持っていたがバキューム進角を決める負圧をどこからとるのかという違いを知らなかったがために設定値を間違えていたのですね。


123イグニッションの設定においてインマニから負圧をとった場合にportedと近似した動作をさせるにはどうしたら良いか？？


方法の１つとして思いつくのは、負圧の値が一定の強さを超えるとバキューム進角を０°（無効）にするというもの。少なくともアイドリング時、アクセルをまったく踏んでいない状態では進角しないようなしきい値を設ける事でported vacuumと似た動作をさせる事はできるのではないか？？

近いうちにテストをしてみよう。