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Graphite Oneの愛車 [ホンダ シビックタイプR]

整備手帳

作業日:2022年2月22日

carrozzeria ディスプレイオーディオ DMH-SF700 取り付け

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
前車のチャンピオンシップホワイトのFK8後期にはカロッツェリアのディスプレイオーディオDMH-SZ700を納車時に取り付けていたのですが、やはり6.8V型の画面の小ささ、800x480という解像度の低さが気になってきてしまい、ポリッシュドメタル・メタリックのFK8後期への乗り換え時に上位機種の9V型HDフローティングタイプのDMH-SF700を取り付けることにしました。
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これまで使っていたDMH-SZ700の姉妹機であるDMH-SF700は、画面のサイズと解像度(1280x720)が違うことと、画面がフローティングマウントされていること以外は基本的な機能は同じです。取り付けに必要な配線用ハーネス/バックカメラ接続アダプター/ステアリングリモコンアダプターなども共有できます。
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唯一異なるのが本体のサイズで、DMH-SZ700は超薄型の2DIN、DMH-SF700は普通のカーナビなどと同じ位の奥行きの1DINであるため、余った1DINを埋めるための汎用のポケットなどが必要になります。今回はカナック企画のACC-501を用意しました。
4
DMH-SZ700は薄型の2DINサイズ
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DMH-SF700は普通のカーナビなどと同じ位の奥行きの1DINサイズ
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今回装着するポリッシュドメタル・メタリックのFK8後期はナビレス仕様で購入したため、ナビスペースへのアクセスは簡単でした。早速配線用ハーネスや各種アダプターを接続して取り付けようとしたのですが、ここで失敗してしまいます。写真のように配線類のボリュームがかなりある状態のままDMH-SF700の本体をナビスペースに押し込もうとしたため中々奥まで入りません。
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なんとかナビスペースにDMH-SF700を押し込むことができたため、化粧パネルを戻す前に動作確認をしたのですが、なぜかHDMI入力が認識されません。そこでもう一度本体を引き出した所、HDMI入力端子に接続したマイクロHDMIケーブルの先端が破損してしまっていました。どうやら本体を押し込んだ際に何かに押されてして折れ曲がってしまったことが原因のようです。幸い本体側の入力端子側にはダメージがなく、ケーブルを予備のものに交換したら問題なくHDMI入力が認識できました。
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同梱されている取り付け時の注意書きをよく読んでみるとHDMIケーブルに関する注意喚起のペラが入っていました。もし皆さんがDMH-SF700を取り付ける際は、きちんと説明書を読んでご確認ください。そして、もしHDMIケーブルを用意する際は本体側に接続するマイクロHDMI端子部がストレート型になっているものではなく、L字型になっているケーブルをご用意されることをお勧めします。
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配線類をできるだけコンパクトにするためにもう一度ケーブルマネジメントを見直しました。異音の発生対策としてNRスポンジやエプトシーラーで各アダプター類の本体やカプラー部分を覆い、コネクターの抜け対策として接続部分にはハーネス結束テープを巻きます。マイクロHDMI - HDMIケーブルは付属のケーブルを使用すると取り付け時にナビスペースの奥で押されてコネクター部分が破損する可能性があるため、90度角度が付いたマイクロHDMI - HDMI変換ケーブルに変更しました。(一番下のケーブル)
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なお、取り付けに使用した配線やアクセサリー類は以下の通りです。

・エーモン オーディオ・ナビゲーション取付キット ホンダ車用 H-2471
・エーモン アースポイント増設ターミナル 2833
・カナック企画 純正バックカメラ接続アダプター ホンダ車用 KK-H301BA
・カナック企画 ステアリングリモコンアダプター KK-H301ST
・STREET Mr.PLUS ホンダ車用 3Pin リバース・パーキング 接続ハーネス AH-36
・ガレイラ ホンダ車用純正USB変換ケーブル GAQ-HVUSB41
・エレコム USB Type-C to Type Aメス変換ケーブル(15cm) MPA-AFCM01NBK
・オーディオファン マイクロHDMI - HDMI ケーブル 90度 上向き ブラック 15cm(+汎用HDMIケーブル+Apple Lightning - Digital AVアダプタ)
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純正ナビの取り付け時と同じようにメーターバイザーの中にGPSアンテナを設置して外部から見えないようにしたいと思います。メーターバイザーは8か所のクリップで固定されていて、基本的には引っ張れば外れる構造になっていますが、これが非常に大変です。まず最初に、ダッシュボード上に養生をして内装剥がしを差し込み、下向きの2か所のクリップを外す必要があります。
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写真でわかる通り、クリップは全部で8か所あり、うち2つが下、残りの6か所がボンネット側を向いていて、1つの方向から力を加えても外れない構造になっています。そこで、まず下を向いた2か所のクリップを外す必要がある訳です。下向きの2本のクリップはテコの原理を使ってこじると外せますが、最初はコツがわからずかなり苦労しました。下を向いた2か所が外れると、メーターバイザーをドライバー側に引っ張れば外れるはずですが、これもなかなか外せませんでした。
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握力がかなり強い人であれば外せるのかもしれませんが、私は素手では無理でした。そこで使用したのが洗車用の防寒グローブ「ショーワグローブ No282 防寒テムレス」です。このグローブは掌部分の表面に凹凸があり、かなりのグリップ力を発揮します。これを装着して引っ張ると、素手でやっていた時の苦労が何だったのかと思えるほど簡単に外すことができました。
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バイザー下のスペースは手前側がETCアンテナがあり、奥側のスペースが空いているため、そこにGPSアンテナを設置します。さすが純正でも設置位置に使用されるだけあって、アースプレートもアンテナもサイズピッタリで問題なく設置できました。アンテナをメーターバイザーとダッシュボードマットが覆う形になっていますが、衛星をキャッチする際の感度にはまったく問題ありません。
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ハンズフリー用のマイクはナビスペース→メーターバイザー→Aピラー→ルーフライニングを経由して、目立たないようバックミラー部分に取り付けています。個人的にはこの方法が最も実用的で美しい取り付け方法ではないかと思っています。一番の難関であるメーターバイザーの取り外しができてしまえば、後はなんの支障もなく本体の取り付け作業は完了です。
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本体は2DINの下段に取り付けし、上段にカナック企画の汎用ポケットACC-501を取り付けています。ディスプレイは最大で60°手前側に倒すことができますが、位置決め後に固定する必要があるため、残念ながらポケットとして使用することはできません。また、ディスプレイ背面の樹脂製のカバーの2か所の取り付けネジ(2mm x 4mm)が非常に取り付けにくく、紛失しやすいので注意が必要です。マグネット付きの+ドライバーの用意をお勧めします。
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ディスプレイ部分は高さと左右、奥行き、角度などが細かく調整可能です。角度はセンターコンソールと並行にして、高さはエアコンの吹き出し口や温度調整ダイヤルを塞がない位置に調整しました。
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運転中の操作性、視認性ともに個人的にはベストの位置です。
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機能や操作性についてはこれまで使用していた6.8V型のDMH-SZ700とほぼ変わりませんが、1点大事なことがあります。カロッツエリアのHPでは古い画面写真を使用し続けているため、多くの方は知らないと思いますが、本体のファームウェアを2.01以降にアップデートすると、DMH-SF700の持つ画面解像度1280x720をフルに活かした高解像度表示が初めて可能になります。
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アップデート前のCarPlayのホーム画面は、アプリの表示アイコンが大きく、縦2x横4列の計8個表示で、アプリ名のフォントもサイズが大きくジャギーが目立ちます。カロッツェリアのHPに掲載されているこの写真が、まさに本体ファームウェア2.00以前の状態です。DMH-SZ700と同じ800x480の解像度でCarPlayのUIを表示していたため、本来DMH-SF700が持つ1280x720の解像度をフルに発揮できていなかったようです。
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アップデートすると、ホーム画面での縦2x横5列のアプリアイコン10個表示をはじめ、フォントの表示サイズが小さく、高精細な表示が可能になります。また、画面右側にある時計表示がある帯状のエリアも細く小さくなり、画面に表示されるすべての情報が高解像度化して見やすくなります。例えるなら、パソコンのデスクトップの解像度を上げた時のような印象です。
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アップデート後はホーム画面をはじめ、CarPlayのユーザーインターフェイス全体が高精細になっています。特にAppleマップの高解像度3Dマップ表示は表示範囲の広さや高解像度による情報量の多さ、美しさで他のマップアプリより優れていると感じます。
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それ以外にも2.01以降のDMH-SF700は新機能の「画面分割」で、オーディオ操作部を左に常時表示し、CarPlayの情報と画面分割状態で共存させることが可能になっているなど、他社製品にない機能が追加されています。(画面分割機能の詳細については後日製品レビューを追加予定です)

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