最近、子供らは幼稚園の行事や幼稚園の友達と遊ぶのが忙しくて
なかなか「私に」構ってくれません。。。
←の写真のころが懐かしい・・・
そんなウップンを晴らすため、私と同じような境遇の
「癒されたい男友達」と旅に出かけることにしました。
いつもは「最低でも県外」とかのノリで旅先を決めるのですが、
今回は同じ愛知県内にプチ家出です。
普段の生活の愚痴を言いながら、車内はまるでエジプトのデモのような盛り上がり。
最初の目的地は半田市にあるお酢の博物館です。
2時間後、それっぽいところに到着しました。
醸造蔵の黒壁が印象的です。
癒しスポット 『酢の里』です。
こちらはお酢で有名な「ミツカン」の工場に併設されており、
お酢のいろはを教えてくれる施設となっています。
ちなみに、お酢を飲むと
・血液サラサラ
・疲労回復
・血糖値を下げる
・消化・吸収を助ける
・減塩効果
などなど、たくさんの癒し効果があります。
ウチの母親は昔から「お酢を飲むと体が柔らかくなる」と有難がって飲んでいましたが、
残念ながらそのような効果は全くありません。
そのかわり、鶏肉や豚肉はお酢と一緒に煮込むと柔らかくなります。
酢の里の内部はこんな感じです。
マニアックな施設かと思っていましたが、意外と人が多め。
また、昔のお酢づくりで使用していた道具も展示されていましたが、
そのうちのいくつかにはミツカンのロゴが刻印されていました。
日常的に使用する道具に自分の会社のマークを付けるのは珍しいですね。
私にはない愛社精神を感じます。
お酢の発酵室。お酢のつ~んとする香りが立ち込めています。
ここで作られているお酢は、酒をつくる際に出る酒粕を利用した「粕酢」というお酢です。ここの粕酢は大量生産が難しいらしく、市販ではなかなか売っていないとのこと。
実際に発酵槽のなかの様子も見られます。
酢酸菌の菌膜がびっしり。お酢はこの酢酸菌がアルコールを分解して作られるものです。
お土産は、こちらの工場で生産している粕酢「三ツ判山吹」にしました。
「限定」とか「なかなか買えない」というフレーズに弱い私…当然「買い」です。
次の癒しスポットは常滑市にある『やきもの散歩道』です。
昔から常滑焼で有名な場所ですが、最近は観光地として開拓されています。
昔は窯の煙突からいつも黒い煙が立っていた為、常滑のスズメは黒かったそうです。
陶器の町らしく、歩いているといろいろな陶器の置物に出会います。
自分でも作陶できるようで、いつもとちょっと変わったデートコースを探していそうなカップルがたくさん来ていました。
また、おしゃれな喫茶店もあり、常滑焼の器でコーヒーなどもいただけます。
このあたりは坂道が多く意外と疲れますので、一息入れるのにもってこいです。
散歩道には、昭和初期に作られたという焼酎瓶が敷き詰められていて
不思議な雰囲気がします。
お土産屋もたくさんあります。
↓は小さなお地蔵様でしょうか?
普通の方でしたら、見ているだけでホンワカ癒されると思いますが、
心の汚れている私には、どうしても違う「ご神体」に見えてしまいます。
20代(と見られる)OL風の女性が「かわいい~♪」と言って、
頭をスリスリさすっている様子に変に萌えてしまうのでした。
違う意味で、癒されました。
その、お土産屋さんにいた猫ちゃん。
完全無防備な姿がとっても癒されます。
癒されに来た旅でしたが、いつもと違ってゆったり見たり聞いたりできた
有意義なものとなりました。
そんな癒しの時間も束の間、
帰りはまた、エジプトのデモ隊に逆戻りして帰りました。
「もっと小遣いを増やせ~!」
「そうだ、そうだ!!そのとおりだ!」
…ウソです。
長文失礼しましたm(_ _)m
Posted at 2011/02/27 04:25:01 | |
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