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2013年にテレビ東京「ドラマ24」で見てました。2011年に映画になってたことはいまググってて知りました。
なぜ見てたのかと言うと、直後の時間帯にやってた「ミエリーノ柏木」（柏木由紀 主演）を見るためのつなぎだから。
だから、瑛太と松田龍平が軽トラに乗って いい感じでやってたくらいしか記憶になかったですが、この原作が断然良い。さすが直木賞！
いまさら映画を見る気もないけど…

発売当時、わいわいと話題になっていたので気になっていました。ようやく購入して読了。
"道草"、"拝啓、僕のアイドル様"、"ピンボケな私"、"Over run"、"鳴き砂を歩く犬"の５編の短編小説が、ちょっとずつ繋がってるってとこが面白い。
"Over run"に出てくる主人公は、以前読んだ「苦役列車」の主人公の成れの果てみたいな感じがしました。救いようがない結末にならず、ちょっと陽が当たるかも!? という終わり方が良いのか悪いのかは読む人の判断。
ちょっと心が傷んでる時は、これくらいがお気楽で良い。

映画にもなってた…