エンブレムというかエアバッグ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ステアリングのエンブレムがメッキ剥げてたのと表面がガビガビっぽいのが前から気になってたので、こりゃなんちゃてカーボンかな、と判断。他の皆様がよくやる「マジカルカーボン」(だっけ?)の隙間部分ではなく、本体部分なんだから始末が悪い。エンブレムの外し方をいろいろ見たけどこじるわけにもいかない。そうなるとエアバッグの分解か〜、ということで。
構成はホーンカバーとバッグユニットと作動ユニットとホーン用の通電フレームなのですな。
厄介なのはリベット留めであること。幸にしてアストロのリベッター持ってるのでGOであります。
バッテリーターミナル(黒)を外すのは絶対条件。
次にエアバッグとホーンのカプラー外し。
T-30トルクスねじ左右を外すとエアバッグは簡単に外れます。
裏返して、まずはホーン通電フレーム外し。
3箇所のスプリングを止めてる特殊ボルトが固いし六角のエッジが丸く、そしてサイズが特殊でたぶん16ミリ。一般にないサイズです。モンキーレンチでコツコツと緩めて外しました。
次に作動ユニット、袋ナットの8ミリで4箇所、簡単に外れます。
さて、問題なのバッグ本体ユニットであります。4箇所のリベット固いです。各種サイズのドリルでほじるしかありません。とにかく慎重に。ドリルは3ミリ径から、最終的には8ミリまで使いました。
リベットのケースはアルミ、内部のシャフトはスチールなのでご用心です。アタマが取れたら適当なシャフトをかましてハンマーでこづいたら抜けます。ケースのお尻が残ってたらそれも除去。
あとはエアバッグユニットをカバーから抜くのですが、厚手の樹脂に挟み込まれてて抜くのは結構難儀します。太めのマイナスドライバーで引っ掛けながらのんびり外してください。バッグに決して傷・穴など開けませんように(・_・;
めでたくカバーから外せたら、裏面にエンブレムのピンが溶着されています。ヤットコみたいなカッティングプライヤーでブチブチ切ってやると抜けます。その数なんと13本…どおりで表からは外し辛い訳ですね。
これでようやくエンブレム取れたのでのんびり苛性ソーダに、漬けてメッキ落とします。
せっかくなんで手垢のついたカバー、裏表ともにカビキラーでゴシゴシ洗ってやりました。めっちゃ綺麗になりました(笑)
で、エアバッグを逆手順で組み立ててクルマに戻します。
注意点は、リベットは長めのもの、4φ×8くらいないとキツいですね。それを4箇所、確実に留めてやります。それとホーンの通電フレーム、接点の隙間を3箇所とも均等にしましょう。実際に押してみて、手応えでお好みに調整することですね。
組み上がったらクルマに装着です。
次回以降で、今度はエンブレムのお話です。(たぶん続く)
くれぐれも、自己責任ですよ!
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク