OBD2コネクタと不思議な仕様たち

R-VIT i-Color FLASHの取り付けはOBD2コネクタにカプラーを差し込むだけなのですが、車両によってはACC電源を別途つながなければ起動しないようです。別のマツダ車やデミオでもACC電源につないでいる方もいるようで、気になったので少々調べてみました。
R-VIT i-Color FLASHのカプラーは4・6・7・8・14・16番を使用しています。このうち8番がACC電源用の端子でした。画像では白色に見えますが、実際は灰色のコードです。

ネットで調べてみるとマツダ車は8番は使われていないようでした。
でも、8番につながないと動作しないのですよ。

ちなみに日産車はイグニッションON電源、トヨタ車はよくわからないけど使われているようです。

実車で調べてみたら、8番はイグニッションONの時に10.7Vの電圧が測定できました。
多少低いですが、これがACC電源の代わりになっているようです。

という訳でなかなか不思議なOBD2コネクタの仕様でした。

こういうコネクタや配線の裏情報をいろいろなメーカー・車種でデータを集めてデータベースを作ると便利かも。

例えばDEデミオを見てもDE3＆DE5（前期？）とDEJ（後期？）でリバース信号の取り出し方法が全然違いますから。マツダ車特有なのかな？