リヤブレーキローター巨大化

インテグラタイプR(DC2)98スペックまたは、シビックタイプR(EK9)のローター、キャリパーブラケット、パッド」を流用して、リヤローターを直径239ｍｍから260ｍｍへ20mmほど巨大化します。

これはもう加工済み、取り付け済みの画像ですが、ハブボルトのピッチ、本数が違うので、ローターの穴をPCD114.3-5＞100-4に明け直す作業が必要です。これが一番のネック作業ですね。
逆に言えば、これさえクリアすれば、あとは加工なしで取り付けできます。

センターハブ穴が若干大きくちょっとガタがあり、取り付けでわずかな偏心が生じる可能性がありますが、実際にはほとんど問題ありません。

左がビート、右がタイプRのブラケットとパッドです。
特にパッドは、大きさがこんなに違います。

ローター大径化とパッド面積拡大で、制動力はかなり向上することが期待できます。

作業時に、キャリパーが邪魔になるため、このように何かをかまして避けておくと作業がはかどります。

針金ハンガーを適当に曲げて、サスのばねにひっかけて釣り下げてやるのが一番かな。

このモディファイで一番心配な点が、取り付け位置が遠くなるために発生するブレーキホースの突っ張りです。

元はこんな状態で、キャリパー直前のホースは緩い弧を描いています。

しかし、変更後はやや曲りがきつくなっています。

実際には、無理な力が加わるほど突っ張ってはいなくて、サスが動いてもホースは大きく動くことは無いので、あまり心配することは無いかもしれませんが、できれば、少し長いホースに交換したいところです。