上質を売りにしたTIIDA
なるほど、サニーの名を捨てて新たな路線に踏み込んだだけあって、随所に今までの“作りの安さ”からの脱却が見られて感心していた。
いざ、自分の手にするところとなって、イロイロと触って、使ってみると、それなりに“アラ”が見え隠れする。
第一に気になったのが、センターアームレストからのカタカタ音だ。
TIIDAは以外に小物を格納する場所がなく、運転に際してポケットから出した財布や携帯電話、常備しているサングラスなどの収納に困る。
オーバーヘッッドコンソールにサングラスを格納するご大層なプッシュオープン式の収納場所があるが、ラウンドした形状のサングラスはもとより、厚みのあるグラスは格納できない。これはK12マーチでも同様で、新車交通安全祈念のお札を入れるしかなかった。
大型グローブボックスも、大きいだけに小物の収納には向かず、リッド裏のケースは車検証と分厚いナビの取り説だけで一杯だ。
そこでアームレストの小物入れが活用されるのだが、ここに財布、携帯電話、サングラスを入れている。人によっては、タバコとライターというアイテムも収納されるだろう。
これが、センタートンネルのフロアから立ち上がったところに基部があるからか?路面の振動で中身がカタカタと音を発する。
せっかく防音性も高くロードノイズも僅かしか聞こえない非常に静かな車なだけに残念なのだ。
小物入れ内部はプラスティックで成型されており、床面には薄いシートが敷いてある。ほとんど紙といっていいようなものなので、クッションとしての役割はなく、側面周囲は成型そのままなので、これでは小物は中で揺れてぶつかり、カタカタと鳴り続けることになる。
そこで、DIYで内張りを作ってみた。
作り方はいたって簡単。ホームセンターで仕入れてきたスポンジマット(30cm×30cm)をサイズに切りだし、床面と側面(前後左右の4面)を箱状に組み立てるだけである。固定は各々をメンディングテープ(べた付かない)で要所要所を張り合わせるだけ。
早速セットしてみると、なかなかどうして、結構な出来である。
スポンジの表面が滑りにくくもあって、携帯電話一個だけ放り込んでいても、ずれて動き回ることもなく、カタカタと耳障りな音を立てることはなくなった。
1時間もあれば出来るので、これはお薦めのDIY項目だ。
本日は時間が足りなくて出来なかったが、アームレストリッド裏(小物入れの天井にあたる)にもスポンジを貼ってやると尚いいだろう。
Posted at 2008/11/03 22:16:33 | |
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DIY | 日記