AVインターフェースの取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
バックカメラを取り付けるため、中古のAVインターフェースを入手した。
難点は取扱説明書と、設定用リモコンが欠品していたことだが、何とかなるだろうと取り付けを開始した。
多数の配線があるが、モニターへの割り込みと音声・映像以外に必要な配線は、ACC、アース、CAN-HI、CAN-LOの4本だけのようだ。
2
E60などはモニター後ろに、インターフェースを入れるスペースがあるようだが、E90には入りそうもない。
グローブボックスまわりなら入りそうなので、グローブボックスを外す。
ドリンクホルダーを2個とも外し、グローブボックス内のトルクスねじを6個外すとグローブボックスが外れる。当然、アンダーカバーは先に外しておく。
3
モニターはフード上部のT10トルクスビス2個で固定してあるだけだ。
ビスを外せば、モニターをおじぎさせるだけで外すことができる。
モニターに接続してあるLCDコネクターにインターフェースを割り込ませ、もうひとつのコネクターにCAN-BUSのHIとLOを接続する。
4
CANとはコントロール・エリア・ネットワークのことで、20年ほど前にBMWが開発した技術で、E31に採用されたらいしい。
バスの停留所のように各制御装置をつなぐことからCAN-BUSと名付けけられたとのことである。コンピュータのLAN配線のようなものか。
たった2本のリードで各種の制御ができるため、配線が大幅に減って50kgほどの軽量化ができるそうだ。
ここにAVインターフェースの信号を割り込ませるため、ステアリングスイッチなども利用できるようになる。便利な反面、高価なインターフェースが必要になる。アナログ人間の私には理解を超えている。
5
いろいろ調べると、ハードの設定をDIPスイッチ行うらしいので、備忘録として掲載しておく、。
6
こちらは、モニターの設定である。
配線を完了し、バックカメラを接続してテストしてみるのだが、バックギアに入れても映像が切り替わらない。
調べてみると、ATはバックギアをCANで検出できるのだが、MTはCANでは検出できないようだ。したがって、バックランプから配線を分岐して接続し、電圧の変化で検出する必要がある。さらに、リモコンで検出方法をCANからバックランプに切り替えないといけない。
リモコンが入手できるまでは、AV1ラインに入力して手動で切り替えるしかなさそうだ。
7
すんなりとはいかなかったが、なんとかバックカメラの映像を映し出すことに成功した。
画像はナビのサブ画面と、バックカメラ映像の2画面の表示である。十分な映像だが、バック時にナビは必要がないので1画面表示で十分だろう。
8
こちらは1画面表示である。8.8インチワイドモニター一杯に表示されるので、とても見やすい。
地デジチューナーを入れる予定は無かったのだが、インターフェイスを入れたとたんに欲しくなってきてしまった。その前に早くリモコンを手に入れなければ・・・。
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