カーボン噛みによるエンストの解消

娘が、アイドリングで、エンストして、その後、エンジンがかかりにくいと。
　4スト原チャリに多い症状のカーボン噛みかと判断して、エンジンコンディショナーでバルブの簡易洗浄します。
ついでに、スロットル部分をスロットルバルブクリーナーで洗浄します。

作業しやすいようにカウルを外して、エンジンコンディショナーを吹き込むプラグ穴を開ける為、プラグを外しますが、プラグコードを外したところ、先端のカバーが分離？？
まあ、気にせず進めます。

プラグコード見ると、単に外れたのではなく、割れていました。
もしかすると、この割れが原因でリークしてエンストしていたのかもしれないと思いましたが、洗浄もします。

TEMUで買った産業用内視鏡でプラグ穴からエンジン内を見てみましたが、そんなにカーボンがひどい状態ではありませんでた。
おそらく、ガソリン添加剤のFCR-062の効果だと思います。
エンジントップのカーボンが一部無くなり、地金が見えています。

スロットルを外しました。
プラグ穴からエンジンコンディショナーを吹いて、画像の左の穴のインテークからエンジンコンディショナーを吹いて、キックペダルをゆっくり下げて、エンジンコンディショナーを排気バルブ内にも行き渡らせます。
　私はこれを3回繰り返しました。

エンジンコンディショナーが、カーボンを、溶かしている間に、スロットルをクリーニングします。これも、そんなに汚れていません。

エンジンコンディショナーで大丈夫かと思いましたが、念の為、スロットルバルブクリーナーを使いました。

で、割れていたプラグコードは、予備パーツとして買っておいていた、コードと入れ替えます。

エンジンコンディショナー吹いてから1時間後位にスロットルを組み戻します。
　プラグを付ける前に、エンジンコンディショナーによるウォーターハンマーを防ぐために数回クランキングします。
　その後プラグをつけて、クランキング。
エンジンコンディショナーが入っているために、中々エンジンがかからないと言う情報でしたが、セル10秒✖️2回でかかりました。
　エンストは解消。アイドリング時のバラツキを無くなり、アクセルのツキが良くなりました。