気づけばまた前のブログから1ヶ月近く経ってしまった。
今回なぜエンジンを開けたのか、その理由を書きます。
そもそも今回エンジンを降ろしたのは単なるクラッチ交換でした。
以前入れた強化クラッチでジャダー地獄にハマり耐えられなくなったからです。
で、なぜエンジンまでバラしたのかと言うと
前にOHした時にピストンとシリンダーを交換して3.4Lにしたのですが、これがイマイチだったのです。
ピストンはJEのハイコンプの物を使いました圧縮比はノーマル7:1に対してJEのは8:1です。
シリンダーはリビルト品の98ミリ。
これを組んでどうなったか
・低回転時のトルク感は少し上がった
・ブースト掛かってからの加速感はあまり変わらず
・排気音が大きくなった
・エンジンからカタカタやらギュワギュワ音がする
・新品のわりにオイルが減る
こんな感じでいいとこもあるがよろしくない部分が多いです。
バルブタイミングを色々変えたりとかやってみましたがそんなに速くはなりませんでした。
エンジン音に関しては組む前からフラットノーズさんに音が出るよとは言われていましたが、実際に聞いてみると実に気分が悪いです。
エンジンは音するはクラッチはジャダるはで何だかどんどん自ら酷い車に改造してる気がしてきた。
これじゃダメだ!
とにかくこんな状態で暫く走らせてしまったのでエンジンを一度バラして調べないと心配でしょうがなかったのです。
もしかしたらエンジンの音もピストンだけの問題じゃない可能性もありましたし、全部チェックしました。
腰下に関しては特に問題ありませんでした。
ヘッドはオイルが結構回っているらしくカーボンがガッツリ積もっていました。
ピストンは強く当たる部分が光ってしまっています。
しかも幾つかのピストンはピストンリングが回ってしまっていてトップリングとセカンドリングの合口がきっちり揃って上を向いちゃってました・・・謎
実は新品を組んだ時に気になってた事がありまして・・・
ピストンを組み込む前にシリンダーにピストンリングを入れてリングの合口のギャップを測るのですがそのギャップが0.6ミリもあったのです。
普通は0.3ミリぐらいなのでやたら広い。
ギャップは広いは合い口は揃うはこれじゃあ圧縮抜けちゃうよな~
シリンダーもボーリング&再メッキ加工でちゃんとしていたのでリングの大きさがおかしいという事になります。
シリンダーも中段と下の方に結構当たりが付いてしまった、まだ1万キロも走ってないのに・・・
むむむー、これでは先は長くないな・・・
悩んだあげくノーマルの3.3Lに戻すことにしました。
ピストンリングは新品に交換しました。
このシリンダーは元々僕のに付いていたヤツなのでおそらく10万キロ近く使ってあると思うのですがピストンもシリンダーもこっちの方がまだ当たりが付いていないです。
純正ってすごいなー
因みにシリンダー上面はまた墓石にお世話になりました。笑
そして2日連続徹夜の突貫工事で組み立ててそのまま慣らしがてらRPMの行われているラグーナへ向かったのでした。
めでたしめでたし
Posted at 2012/10/06 07:02:36 | |
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エンジン | 日記