1
今までに時たまなかなか開かなかったことがある(クーラントは満タンなのに右のラインを越しても開かないで焦ったことあります)のと、いつも90℃(真ん中ライン)ぐらいまで行かないと開かないので、ちょっと「?」かもと思って交換してみました。
注文時に気が付いたのですが、ヨーロッパ・ツインカムには2通りの選択がありました。一応サービスマニュアルによると78℃なんですが、ロータスのサービスショップを見ると74℃と78℃の選択になってます。私の所の夏は苛酷な上に冬も氷点下になることは殆どありませんので74℃を頼んだら71℃が来ました(流石アメリカ)。まあこの程度の違いなら良いか?と私もアメリカ人になってます(笑)。
2
ヨーロッパ(ツインカム)のサーモスタットハウジングはこれ以上簡単なことはない!ってぐらいアクセスの良い場所にあります。エンジン上部すぐ手の届く所ですね(それに比べてエスプリはすっごく大変なんですけど)。
一応スワールポット内のクーラントを抜いて液面を下げておきます。クーラントが溢れても大丈夫な様に要らない布で回りを覆ってから2本のボルトを外すだけでサーモスタットハウジングが外れます。
3
そっと持ち上げると(クーラントがちょっと漏れます)サーモスタットが置いてあるのが判ります。単に置かれているだけなのでそのまま取り出します(ハウジングキャップで固定されてるんですね)。
4
新旧比較してみました。ちなみにヨーロッパは54mmのサイズのサーモスタットを使ってます。温度を見ると、なんと華氏180度(82℃)が入ってました!どおりでなかなか開かない筈ですね。11℃も下げて良いんだろうか?と思いますが、深いことは考えずに交換します。
5
新しいのが入りました。パッキン持って無いのでそのまま掃除して使いました(この辺が素人です)。ちなみに向き(上下)があるので間違えない様にしないと、指定温度で開きません。まあ間違えようが無い形してますけど....あとはネジを締めて終わり(締めすぎに注意)。
6
さて今クーラントは30%にしてますが、いつもクーラントを交換する時にはこの秘密兵器を使ってます。知ってる人は知ってる(笑)レッド・ラインのウォーター・ウェッターという水温を下げる液体です(クーラントの温度が12℃下がるって:それ程下がるとは思えませんけど:笑)。千円程度なんで、クーラントを交換した時はいつも入れてます(エスプリにも勿論使ってます)。感覚的にも効いてるかな?ってぐらい判ります。最初にスワールポットの分のクーラントを抜いてるので、これを入れてスワールポットを半分ぐらいまでクーラントを入れて全て終わりです(あんまり入れても温度が上がるとこぼれるので半分ぐらいにしてます)。
7
テストに住宅街を超低速で走って、どの程度でサーモスタットが開くか見てみました(前方ラジエターの入り口の温度を見られる様にしてるので開くとすぐ判ります)。丁度ゲージがこの辺りで開きました。下のラインよりちょっと上がった所だし、これぐらいならオーバークールしないと思います。その後普通に走って様子を見ましたが、真ん中90℃前後で安定してますので大丈夫の様です。今表は23℃程度で信号待ちで90℃ちょっと上に行く程度でした。
ちなみに先日のEWPはサーモスタットが開くとすぐに動作開始しました(パルスで)。これで夏を乗り切れそうです♪
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( ロータスヨーロッパ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク