全日本ジムカーナ名阪

（写真は名阪とは全く関係ありません）
というわけで1本目5位、2本目脱輪タイムダウンで7位でした。
2本とも540度フリーターンがまともに回れず。
1本目のターンは5.1秒くらいで、SA1クラスとしては相当遅いです。
（1本目最速EFが4.4秒、最低でも4秒台が及第ライン）
2本目は不明ですがターン前後のコーナリング含めて考えると0.5秒ほどタイムダウンしています。上げなきゃいけないところなのに。。。
540度ターンなんてフリー走り放題のような練習でないと練習する機会はそうそうないですが、出来て当然なんでしょうし、よくよく考えれば自分も去年のチャンピオン戦のICCで右も左も普通にやってます。ただ、それは1本のパイロンをターンする普通の540度ターンでした。

今回はフリーターンなのでそれなりの速度からブレーキングしながらゲートの2つのパイロン位置と自車の位置関係を把握しながらターン開始位置を見極めなければならなかったわけです。さらには普段のターンは内側のパイロンを引っ掛けないように意識するのに対して、今回はターン半径は小さければ小さいほどよく、車体の外側がどこを通るかを意識しなければならないというものでした。

前者は自分がフリーターンを苦手とする最たる理由です。路面に線が引いてあれば話はまた別ですが、ゲートパイロン2点＋動き続ける自車、の位置関係を処理し続けながらターン開始する、というのが思うようにできないんです。空間把握能力が低いんですかね？それともゲートパイロンのどちらか1本だけ見てやればいいのかな？皆どうしてるんだろう。

後者は、普段の練習で全く意識する機会がないですね。。。外側が収まっているかどうかは、走って、直後にビデオ見てどうだったか把握して、、、とでもするしか練習する方法がないですが、今回走った選手達もこんな練習していないと思います。ほぼ勘だと思いますが、N2クラスの2本目なんてほとんどの選手が寸分違わないくらいほとんど同じ場所でバッチリとターンを決めていました。これぞ全日本レベルという感じで本当に凄かったです。

自分は（おそらく）前者の位置の見極めを探りながらのフットブレーキにサイドを合わせた操作だったために思いどおりにリヤをロックさせられなかったのかな、と思います。ターン開始が上り勾配になる右ターンだったのも複合要素かな。。。

ターン以外については完璧とはいえないものの、じゅうぶん勝てた内容だったのが救いでもあり悔しくもあり、といったところです。

チャンスだっただけに相当凹みますがもう少し辛抱強くコンディションを上げて行きたいと思います。全日本を戦っていく強さってものが自分にはないですね。