だらだら続いてしまった北海道レポ、今回が最後になります。
読んで下さった皆様本当にありがとうございました。
8月14日 水曜日
とりあえず、宿泊した網走市内から海沿いの国道へ出ます。
いや~、なんという気持ち良い朝でしょう。 ずーっとこんな天気だと良いのにね。
網走市から少しだけ東に走った所にある、北浜駅にやってきました。
隣に駅舎より高い展望台がありますね。 後で上ってみよう。
ほう、無人駅なんですね。
オホーツク海に一番近い駅で有名らしく、確かにプラットホーム越しにオホーツク海が見えますね。
さてそれでは展望台に行ってみましょう。
お~、朝陽に輝くオホーツク海めちゃくちゃ綺麗~!
時間的にも朝に来て正解ですね。
しかも誰も居ないので、しばらく一人でぼ~っと海を眺めてしまいました^^
ここからは内陸に入ります。
晴れた日にこういうだだっ広ーい畑地帯を走りたかったんですよね~。
いや~すばらしい!
畑地帯をウロウロしながら屈斜路湖方面へ向かいます。
対向車が皆ヘッドライト点灯してたのでなんとなく分かってましたが、美幌峠に近づくにつれて霧が濃くなってきました(><)
展望台から屈斜路湖を見下ろしてみます。
どれだけ目を凝らしても一向に湖面は見えず(ToT)
どうも峠の高さに雲が居座ってるようです。
下ってくると雲の下に出て目の前に硫黄岳が見えたので軽い気持ちで寄ってみましたが、駐車場が有料であちゃー。
直前まで行かないと判らないなんてずるいわね~w
何もせずに出るのもアレなんで、興味も無いのに硫黄山見学。
続いてお隣の摩周湖も(><)
この辺は霧がデフォルトだと思ってはいましたが、網走の天気が良すぎたので少し期待してしまいました^^;
晴れてたら絶景道路のような気がする102号線を藻琴山に向けて駆け上がる最中に、ちらっと眼下に屈斜路湖が!
どう見ても変わるわけがないのに、何故か中腰になって覗き込むように屈斜路湖を望みますw
オホーツク海方面に下ってきたらご覧のとおり快晴。
網走地方沿岸部は私が北海道に居た間、道内でもっとも晴天率が高かったと思います。
牧場よりも畑地帯が圧倒的に多いですし、気候的にも安定した地域なのでしょうね。
おおぉ、まっすぐー!
小清水町、斜里町の辺に来るとやたらと直線が多かったので喜んで写真撮りまくってました^^;
こうして道路の写真をパシャパシャ撮ってる自分をかわいそうに思ったのか、たまたま通りかかった地元のおじさんが「写真撮るならもっと良い所あるよ~」と声を掛けて頂き、おじさんのお気に入りスポットへ案内してもらいました。
わぁ、きれい! おじさんありがとー^^
しかしこの黄色い花はなんでしょうね。 名前聞いておけば良かったなぁ。
さてお次は斜里岳を見ながら、知床半島方面へ向かいます。
う~、やっぱり有名観光地だけあって混んでますね~。
混んでると言ってもハイシーズンの長野の観光地よりよっぽど空いてますけどね。
この数日で、人が居ないのに慣れてしまったので^^;
おぉぉぉ、羅臼岳かっちょいいーー!
広角で撮ってるので小さく見えますが、実際はなかなかの迫力ですよ~。
しかし山の向こうは雲がモクモク湧きあがってますので、
知床峠は雲の中(><)
この後は知床横断道路を羅臼側に下りますが、霧雨模様の天気にテンションダダ下がり。。。
この辺りの写真が一枚も無いので、よほどショックだったのでしょう。
しかし、知床連山の北と南でこれ程まで天候が違うとはビックリです。
実は網走方面では冷房にしてたんですが、羅臼では暖房に切り替えるという程の気候の変化。
こんなの本州ではありえないわ~、やっぱり北海道ってすごい!
次は絶対行っておくつもりだった野付半島です。
海流によって流された砂が堆積して出来た砂嘴という細長い地形で、総延長30km近くあるそうです。
一番細い所なんかは道路の両サイドに海がすぐ近くに見えるんですよ。
ネイチャーセンターに駐車して片道1.3kmの道のりを歩きます。
歩くのが面倒な方はラオウの馬みたいなでっかい馬がひっぱる馬車があります。
あ、エゾジカだ!
野生動物に会えると嬉しいですね^^
30分程歩いてトドワラに到着。
トドマツ林が海水の浸食によって立ち枯れてしまっているんですね。
今もなお海水による浸食は進んでおり、いずれは消滅してしまう景色。
この目で見ることが出来て本当に良かった。
なんとも言葉が出ない寂しさを感じますが、不思議と見入ってしまう光景でもあります。
次回訪れるときはこの枯れ木は残っているのでしょうか。
晴れていればここで夕暮れを迎えるのもいいと思いましたが、こんな天気ですので引き返すことにしました。
こちらはトドワラよりも半島の付け根側にある 「ナラワラ」
元画像を拡大したら、向こう岸にエゾジカが10頭近く写ってました。
内陸の方はさらに分厚い雲に覆われていたので、この日は夕焼けを諦めて中標津の宿泊先へ向かいました。(この日の晩御飯もセイコーマートのホットシェフ)
8月15日 木曜日
夕べから降っている雨が相変わらず降り続いています。
今日、明日で根室・釧路方面をドライブするつもりでしたが、生憎2日間とも雨予報。
曇りならドライブしちゃいますが、雨でドライブに行っちゃう程物好きでもないので、困ってしまいました。
それなら最初に走った道北はというと、こちらも晴れは期待できない予報。
え~と、行くとこ無くなっちゃいましたww
フェリー会社の空席照会を見てみたら今日の小樽~舞鶴便に1部屋空きが出ていたので、フェリー会社に連絡して2日前倒しして今日の便に変更してもらいました。
という事で、急きょ本日、北海道を後にすることにしちゃいました^^;
そうと決まれば一路西へレッツゴーです。
最終日に寄るつもりだったナイタイ高原。
十勝辺りまで来ると雨は止みましたが、空はどんより。
広大な牧場の中を縫って走るワインディング。
ここも晴れた時に走りたかったなぁ。
高原の上の方は雲に覆われてました。。。
ここで食事が出来そうだったので少し遅めの昼食。
値段の割にハンバーグが小さい事に絶句しましたが味は美味しかったです。
食事をしている間に雲が取れないかと期待しましたが、そう上手くはいかないもんですね。
十勝はどこまでも続く直線道路と防風林がいっぱい。
アメダスの日照時間を見ると富良野地方だけ太陽が出てる様だったので、勝狩峠を越えて富良野方面へ向かう事に。
おぉ、ホントに晴れてきた!
ですが、さすがに有名観光地なだけあって北へ向かう国道は今回の北海道ドライブで一番の交通量。
時間が無いので麓郷の父さんの家には寄らなかったわけで。
どこを走ったら良いか迷ったまま結局美瑛まで来ちゃいました^^;
日没まで時間が無いので急いでウロウロしますww
マイルドセブンの丘。
okazakiさんが最近ニセモノをアップされましたが、こっちがホンモノですよ!
美瑛の丘を吹き抜ける心地よい風と緩やかな丘の風景に癒されました^^
夕方でほとんど人が居なかったというのもありますが、思っていたよりずっと素晴らしい所でした。
という事で、北海道ドライブ最後の夕日は美瑛の丘で眺める事になりました。
その後は旭川から高速に乗り一気に小樽へ
フェリーは定刻通り小樽港を出港、
さよなら北海道。 また来れるといいな。
8月16日 金曜日
新潟の沖合で行きに乗船した『あかしあ』にすれ違う。
期待で一杯だった1週間前を思い出してちょっと感傷的な気分になっちゃいました^^;
それにしてもちょっと近すぎない?
行きよりも明らかに近距離でのすれ違いにビックリちゃいましたww
航行中、オレンジ色に滲む夕日を眺めながらウニ丼を食べていなかった事に気づき、次回は絶対に美味いウニ丼を食べると強く誓ったのでした。
おしまい