以前からクラッチの繋がりや切り替えがどうもおかしいとは思っていました。
GIproを付けて、機械式のクラッチスイッチを交換した辺りから、
ギアマップの切り替えがスイッチで行われるため・・・・・
さらに違いが明確に分り始め(急な加速)、不具合と認識するようになりました。
Ninja H2が納車されたら真っ先にしようと以前から決めていましたが、
とうとう本日交換となりました。(^^
新品のレリーズです。装着していたものは、あまりに汚すぎて掲載不可となりました。(手が汚くなりすぎて、スマホを持てなかった(^^;)
2004年以降の隼は対策部品に変わっているのですが、今回は1999年式の純正のまま交換にしています。
また、アフターパーツとして、K-FACTORY等がHAYBUSA用にレリーズ(4-5万円)やスプロケットカバー(2-3万円)を出していますが、手は出さず見送っています。
・・・っというのも以前から考えていたのですが、最新バイクのNinja H2がどんなバイクかを把握してから、飆(隼)の方向性を決めたい・・・っとも思っていたからです。
認めたく無くても・・・・99’隼が時代遅れのバイクと割り切って、安価で守りに入った維持の方針をとるのも致し方無いかも・・・って可能性も捨てきれませんでした。
2時間程で作業終了。
綺麗になりました。(^^
事前にこの作業の前に、Ninja H2で2時間程慣らし走行をしておきました。
またこの作業の後、実に3週間ぶりに飆(隼)に乗ってみました。
この三週間、あえて翡穿(Ninja H2)にしか乗っていなかったのですが、最新バイクに慣れた後、これまで手塩にかけて育てた飆(隼)がどう見えるかを試してみるためでした。
そして第一回の比較走行の結論・・・・・。
・・
・・・
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・・・・・
飆(隼)、素晴らしい!!! の一言でした。
もちろん翡穿(Ninja H2)の慣らしは終わっていないので、高速走行までは比較できませんが、
ここまで違った味付けのバイクが同じ程度のクオリティで存在しているのが素晴らしい。
なにより、1999年式のバイクがNinja H2と比べてここまで遜色無く存在できるのに驚きました。
翡穿(NINJA H2)を
”名刀”とすれば、飆(隼)は
”名槍”でした。
いろいろ考えたのですが、飆(隼)が明らかに勝る部分がいくつか確認できました。
①隼自体の昔から定評のある”直進安定性”。
Ninja H2はあくまでコーナリングバイクに振って作られています。その分、どこからでも曲がれる感じの乗り味ですが、故にパワーが有ったとしても明らかに直進安定性に欠けていそうです。
おそらく同じ速度なら、アクセルシャフトやロングスイングアームの恩恵も有って飆(隼)の方が安心して加速できると思います。
②乗り心地
Ninja H2のポジションが結構キツイのは、既に多くのオーナーが指摘しています。
シートも含めて曲がること優先のため、長距離は非常にキツそうです。
ロードでの使用で、超高速を使うのは当然長距離走行なので、長距離用のポジションが確保できないのは、仕様に問題があるかもしれません。
③車体重量
長年の絞込みで、乾燥重量170kg台前半まで軽量化した飆(隼)は大柄ですが兎に角、翡穿(Ninja H2)より断然軽いです。前述の刀と槍で例えると、NINJA H2は重くよく切れる”太刀”、飆(隼)は太刀より断然軽く剛性のある同程度に切れる大槍と言ったところでしょうか。
③’ ①-③トータルの結果か? 車体剛性?
翡穿(Ninja H2)にだけ乗っている時は気付かなかったのですが、飆(隼)に乗ってみるとNinja H2が微妙にたわんでいるように感じます。片持ちスイングアームやシングルインテークダクトの弊害か、はたまたトレリスフレームの”いなし”によるものかは分かりませんが。。。。
④ハンドル周辺の操作性
ウインカースイッチがNinja H2は遠く気を遣う、クラッチやブレーキもレバーが重い(飆は両方とも人差し指一本でつまむ程度で操作)。操作性は安全性に直結するため結構重要と思います。
これらのことから、なんとなく飆(隼)の進む道が見えて来ました。
つまり、車体構造上2台のバイクは全く別物なので、飆(隼)はあくまで”名槍”を目指せば良いのです。NAからくる滑らかな出力特性を生かし、あくまで一際軽く、歪みのない槍。
・・・・となると、やっぱレリーズもスプロケットカバーも軽量品にしとけば良かった!!!ヾ(・∀・;)オイオイ
飆(隼)の進化はまだまだ続きそうです。(^^;
おそらく次の敵は、ZZRのNinja H2版かもしれない・・・っとふと思いました。
最後は仲良くガレージに。。。。